通度寺 山寺、韓国の山地僧院の行き方
目次
難易度★★★☆☆
山寺、韓国の山地僧院は2018年に登録された韓国としては13番目の世界遺産で、中部から南部の広範囲にかけて7か所の寺院が構成資産となっています。いずれも7~9世紀に建立された歴史のある寺院で、美しい自然景観と調和した姿が魅力的です。
寺院は山地にあるためどれもアクセスには時間がかかりますが、その中でも通度寺は釜山郊外にあり、市内から地下鉄とバスを乗り継いで行ける比較的アクセスしやすい構成資産です。
通度寺バスターミナルからは西側に徒歩20分ほど。なだらかな登り道なのでタクシーを利用してもいいでしょう。
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通度寺 山寺、韓国の山地僧院の行き方
●通度寺は釜山の北部、車で1時間前後の距離に位置しています。地下鉄1号線の北側の終点、老圃(Nopo)駅に移動し、直結している釜山総合バスターミナルへ向かいます。釜山中心部から老圃駅へは30~40分前後を見ておくと良いでしょう。
●釜山総合バスターミナルで通度寺行きのチケットを購入します。バスは30分~1時間に1本程度です。バスターミナルから通度寺バスターミナルへはバスで40分ほどです。チケットブースでは“トンドサ”で伝わります。
●通度寺バスターミナルから通度寺へはバスターミナル南の出口から出て西側へ道なりに進んで行くだけです。分岐等は無いので分かりやすいですが、緩やかな上り坂が続きます。徒歩約20-30分かかります。
●入場料は2023年5月に廃止されました。年中無休ですが、併設の博物館は月曜日が休館です。
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アクセスの起点となる釜山総合バスターミナル。市内からはやや遠い。
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31番のゲートから出発。”通度寺”の漢字表記がある。”トンドサ”で通じる。
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朝早い便は空いているが、週末などは席が埋まることも。
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通度寺バスターミナルの時刻表。本数は多い。
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バスターミナル南出口の道を西に進むと、5-10分で大きな門が見えてい来る。
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通度寺の大きな案内板。ここから徒歩でゆっくり20分ほど。
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整備された広い参道を川に沿って登っていく。自然に囲まれて心地よい。
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大きな通度寺の石が見えてきたら目的地はもうすぐ。
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通度寺に到着。”山地僧院”の登録名のごとく、自然と調和した山寺。
通度寺
通度寺(トンドサ)は7世紀に建立した寺院で、同じく世界遺産の海印寺、松広寺を含めて韓国三大名刹にも選定されている寺院です。
人里離れた山中に壮大な僧院を築き、修行や生活を行った信仰の場であったことが独自な文化の例として評価され山寺(サンサ)、韓国の山地僧院の構成資産として登録されました。
豊かな自然に囲まれた美しい寺院はとても見ごたえがあり、川のせせらぎと読経の音が静かに響き、長く滞在したくなる世界遺産です。
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通度寺の入り口。釜山からのアクセスも良く、観光客は多い。
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天王門を通ると大雄殿までまっすぐ参道が続く。
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僧院である通度寺は敷地内に様々な建物がある。
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不二門。慶南の有形文化財に指定されている。
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上炉殿の大雄殿。釈迦の舎利が奉安されており、仏像が無いという特徴がある。
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内部は撮影禁止。中では真剣に祈る人が多かった。
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僧院は山と川、豊かな自然に囲まれており、空気がとても心地よい。
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九龍池。通度寺創建の説話が残る小さな池。近くで見ると深かった。
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