麻谷寺 山寺、韓国の山地僧院 【韓国】 行き方と難易度

麻谷寺 山寺、韓国の山地僧院の行き方

難易度★★★★☆

山寺、韓国の山地僧院は2018年に登録された韓国としては13番目の世界遺産で、中部から南部の広範囲にかけて7か所の寺院が構成資産となっています。いずれも7~9世紀に建立された歴史のある寺院で、美しい自然景観と調和した姿が魅力的です。

寺院は山地にあるためどれもアクセスには時間がかかります。麻谷寺は7つの構成資産のうちでソウルに最も近い位置にありますが、別の世界遺産のある街、公州から市内路線バスでアクセスする必要があり、やや複雑になっています。

麻谷寺バス停からもなだらかな山道を15分ほど歩くことになります。バスの本数も多くないため、アクセスが困難な世界遺産と言えるでしょう。

麻谷寺 山寺、韓国の山地僧院の行き方

麻谷寺は韓国の世界遺産“百済歴史地区”の構成資産がある街、公州郊外に位置しています。公州へはソウル総合高速バスターミナルからバスが出ており、所要1時間半ほどです。また公州にはKTX高速鉄道も通っていますが、ソウル駅から公州駅まで1時間、公州駅から市内まではバスで40分ほど離れており、やや不便です。

麻谷寺行きのバスが発着するのは公州中心部の市内バスターミナルです。ソウルからのバスが出入りする公州総合バスターミナルは川を挟んだ反対側にあり、かなり距離があります。

麻谷寺に向かうバスは770番。30-40分程度ですが、私が訪れた際は途中の乗り降りが多く50分ほどかかりました。麻谷寺バス停は終点になります。麻谷寺バス停周辺は飲食店が充実しています。

●バス停から麻谷寺へは上り坂を15-20分ほど。豊かな自然に囲まれた渓谷を歩くのは気分がよく楽しいですが、そこそこの距離があるので帰りのバスの時刻もきちんと把握しておきましょう。

公州KTX駅。ここから公州中心部へはバスで40分とやや離れている。

公州の総合バスターミナル。市内中心部と川を挟んでいるためやや不便。

麻谷寺バス停から西へ山道を登っていく。歩道は広く歩きやすい。

麻谷寺の大きな石碑。ここからさらに10分ほど上り坂を進む。

川を挟んだ右手に麻谷寺が見えてくるが、入り口はここから左に大回りする。

徒歩20分ほどでようやく麻谷寺駐車場に着く。入場料は無料。

麻谷寺の巨大な石碑。ここから右に麻谷寺の敷地が広がる。

麻谷寺

麻谷寺(マゴクサ)は7世紀に建立した寺院ですが、文禄・慶長の役で大きな被害を受け、現在の建物は近代になって再建されたものになります。

人里離れた山中に壮大な僧院を築き、修行や生活を行った信仰の場であったことが独自な文化の例として評価され山寺(サンサ)、韓国の山地僧院の構成資産として登録されました。麻谷寺の敷地面積は3.91haで構成資産の中で最も小さく、他の寺の半分もしくは3分の1程度の小さな寺院です。

麻谷寺は朝鮮の独立運動家であった金・九(キム・グ)が刑務所を脱獄した際、一時的に潜伏した場所でもありました。彼はその50年後にこの寺院を訪れ植樹を行い、その木は現在も境内で育っています。

麻谷寺とその他6か所の構成資産を解説した案内板。7か所が一連の世界遺産として登録されている。

麻谷寺は公州・百済文化とも関わりの深い寺院である。

山中にあるため自然が美しい。紅葉のシーズンは魅力が倍増する。

橋を渡って麻谷寺の敷地へ。見えている範囲が見学スペース全部なのでとても小さい印象を受ける。

5段の石塔は14-15世紀ごろの成立。大雄寶殿などと共に宝物に指定されている。

鐘楼。小さな僧院なので見学所要時間は30分ほど。山間にはハイキングコースも整備されている。

 

 

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