サン・オウガスチン教会 (マニラ)の行き方
目次
難易度★☆☆☆☆
フィリピンのバロック様式教会群は、フィリピンがスペインの植民地であった16世紀ごろに建てられたバロック様式の教会です。
フィリピンのルソン島、パナイ島の各地(マニラ、サンタ・マリア、パオアイ、ミアガオ)に点在する4つの教会が構成資産であり、それぞれが離れているためすべて訪れるのは難易度が高いです。
このうちサン・オウガスチン教会はマニラ中心部にあるため、4つ教会のうちで最も訪問の難易度が低い構成資産です。
サン・オウガスチン教会 (マニラ)の行き方
サン・オウガスチン教会はマニラの中でもメトロ・マニラと呼ばれる中心部の観光地、“イントラムロス”の中にあります。
●イントラムロスに最も近い駅はLine1のセントラル駅ですが、セントラル駅からはやや遠く徒歩15~20分ほど歩きます。
●フィリピンは鉄道交通がそれほど発達しておらず、タクシーやトライクル、ジプニー(乗合バスのようなもの)の価格が安いため、これらを利用するのが一般的です。
●ニナイ・アキノ国際空港からイントラムロスへはタクシーで片道40分ほどで、500~700ペソ(=1200~1600円くらい)です。(高速道路を利用する場合、さらに追加料金がかかります)
イントラムロス最寄りのセントラル駅。電車は頻繁に来るが、使い勝手が悪い。
セントラル駅からは西へ向かい、地下道を通って大通りを越え、さらに西に進む。
サン・オウガスチン教会 (マニラ)
マニラにあるサン・オウガスチン教会はスペインの統治下にあった1600年ごろに建設された石造建築の教会です。
“バロック建築”は建築物そのものの美しさもさることながら、内部の絵画や彫刻などが一体となった総合的な建築が特徴で、サン・オウガスチン教会が建設された時期に近い、1590年ごろから流行しました。
フィリピンの熱帯湿潤気候や、台風、地震といった災害に耐えられる重厚な造りになっている点も見どころの一つです。
結婚式の会場としても使用されており、運が良ければ現地の人の結婚式に出くわすことができるかもしれません。
イントラムロスの中心部に位置する、石造りの美しい教会。
正面の巨大な扉の装飾も美しいので見逃さないようにしたい。
内部も美しいバロック建築。この日は結婚式が行われていた。
隣接する博物館も展示品が多く、評判が良い。
他の構成資産
近くの世界遺産
なし。
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