ミーソン聖域の行き方
目次
難易度★★☆☆☆
ミーソン聖域はダナンの郊外にある中世インド式の遺跡群で、7世紀から13世紀ごろの遺跡が一体に点在しています。
公共交通機関が通っていないためやや面倒ですが、車でダナンから2時間、世界遺産古都ホイアンから1時間とアクセスのしやすい世界遺産です。
聖域内は見どころも多く、広範囲に点在しているので、じっくりゆっくり見て回る場合、所要は2~3時間といったところでしょう。
ミーソン聖域の行き方
●ミーソン聖域はベトナム中部の都市、ダナンの南西部にあります。ミーソン聖域には公共交通手段が通っていないため、タクシーやバイタクを手配する必要があります。
●ダナンからのタクシーチャーターの相場はCOVID19前で80万ドン~120万ドン(4000円~6000円くらい)です。筆者はGrabバイクのチャーターでダナン→ミーソン→ホイアンまで5時間チャーターして35万ドン(=1700円くらい)でした。
●ダナンは比較的大きな街で、ミーソンは人気の観光地であるため、タクシーを捕まえるのはさほど難しくないでしょう。バイクタクシーの場合、2時間は気温も高く、体力を消耗するので、注意してください。
●朝6:00~17:00まで開館していますが、内部のミーソン博物館が開くのは8:00~16:00です。年中無休ですが、野外遺跡のため雨天時は非常に観光しにくいです。
●ミーソン聖域は300m四方に点在する遺跡群を歩いて見学します。滞在時間は1~2時間ほど。日影がないので防止や水分があると便利です。
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ダナンからバイクで2時間、ホイアンからは1時間半ほど。
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ゲートでチケットを購入して入場。ベトナム人と外国人でチケット売り場も値段も異なる。
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ベトナム中部の都市、ダナンから近く、比較的訪問しやすい世界遺産。
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ゲートを通ると右手に博物館がある。チケット代に含まれているので、こちらもおすすめ。
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遺跡の出土品や調査の様子が展示されているので、遺跡のことをより深く知ることができる。
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ゲートから5分ほど歩いていくとトラム乗り場がある。こちらもチケット代に含まれる。
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一度に15人程が乗車して緩やかな坂を上っていく。
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トラムを降りたら歩いて遺跡を目指す。飲み物はここで買っておくと良い。
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ミーソン遺跡の全体図。ルートは左から時計回りに巡っていく。
ミーソン聖域
ミーソン聖域はベトナム中部に192年から1832年まで存在していたチャンパ王国時代の遺跡で、ヒンドゥー教シヴァ派の影響を受けています。
7世紀から13世紀ごろの遺跡で、隣国カンボジアのアンコールの影響も見られる建築様式となっています。遺跡はグループA-Kの11か所に分かれており、それぞれ異なる特徴を有しています。最も有名なB-Dの遺跡群は人気も高く、日中は多くの人で混雑します。
一方で、ベトナム戦争時に解放軍のアジトとして使用されたことからアメリカ軍の空爆対象となり、遺跡の一部が崩壊したほか、砲弾の跡なども残っています。
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インドとのパートナーシップを締結し、遺跡の発掘調査をしている。
グループA
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ミーソン聖域の中でも最も奥にあるグループAの遺跡はコケに覆われていた。
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遺跡の最奥にあるグループAは観光客が少なかった。
グループB-D
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ミーソン聖域のもっとも有名な、見どころが密集している地域。
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美しいレンガ積みの遺跡だが、接着剤が使用された形跡がないという。
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日中は多くの人でにぎわう。写真をじっくりとるなら朝早い時間がおすすめ。
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いくつかの遺跡は内部が出土品の博物館になっている。
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巨大な遺跡と、壁面に彫られた美しいレリーフの対比が美しい。
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隣国カンボジアのアンコール遺跡にも似た美しいヒンドゥー系のレリーフ。
グループE
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グループEの小遺跡。こちらはレンガの色彩などから新しさが垣間見える。
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グループE遺跡のそばにはベトナム戦争の砲弾の跡が残っている。
グループF
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積む上がったレンガが崩れかかっているグループFの遺跡。
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大きな屋根に保護された遺跡は、崩壊前はもっと大きかったと思われる。
グループG
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グループGの遺跡は中心部に近く、こちらにはたくさんの観光客がいた。
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比較的保存状態の良いグループG遺跡。四隅のレリーフも興味深い。
グループH
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1つの角だけが残ったグループHの遺跡。レンガの色も他の遺跡より朱色に近い。
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レンガ積みもしっかりとした秩序があるように見える。
グループK
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トラム乗降場の近くにあるグループK。間のH,Iは場所が分からなかった。
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