大浦天主堂 【日本】 行き方と難易度

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 (大浦天主堂)の行き方

日帰り難易度★☆☆☆☆

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産は、九州地方の長崎県、熊本県に位置する世界遺産群です。

構成資産は全部で12件あり、主に江戸時代キリスト教禁止令のさなか建てられ、守られてきた教会などが登録されています。

最も有名な大浦天主堂は長崎市内にあり、日本の他の世界遺産グラバー邸宅付近に位置しています。

一方でその他の構成資産の集落等は離島や長崎市中心部から離れた位置にあり、訪問するのは困難です。

大浦天主堂の行き方

構成資産のうち大浦天主堂は唯一長崎市内に位置しており、アクセスが簡単な世界遺産です。

長崎駅前から路面電車の1号系統に乗り、新地中華街駅で乗り換え、石橋行きの5号系統に乗ります。大浦天主堂駅という名前がついているため、わかりやすくなっています。

駅からはやや急なお土産通りの坂を5分ほど登った先に大きな教会が見えてきます。

大浦天主堂

大浦天主堂の歴史は江戸時代にまでさかのぼり、現存する日本最古の教会とも言われています。白い外観はシンプルで美しく、長崎市内を見渡せる小高い丘の上に鎮座しています。

この教会は西洋とはほど遠い日本の地において密かにキリスト教が布教されていた証拠を示しています。

ゴシック様式風の広くて明るい室内と、アーチ構造が多用されたロマネスク風の建築が多用されており、また材質は日本の文化でもある木材も使用されています。

内部は撮影禁止で、かつ祈りの場でもあるため静かにゆっくりと鑑賞することが奨励されています。

長い階段を上った先に美しい外観の大浦天主堂がそびえている。

天主堂の正面にはマリア像が正面を見据え立っている。内部は撮影が禁止されている。

大浦天主堂内部の詳しい構造が知りたい方は以下の公式サイトを参照ください。

大浦天主堂 (公式サイト)

 

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