宝石採掘の町ラトゥナプラ 【スリランカ】旅行記6日目後編

スリランカ旅行記6日目後編

ホートンプレインズ国立を訪問してスリランカの6つめの世界遺産を訪問したので、次の目的地に向けて準備をします。

早朝から行動していたので12時半にはヌワラエリヤの町に戻ってきました。ここからバスを乗り継いで南の町ラトゥナプラを目指します。

宿のドライバーさんが気を利かせて帰りがてらヌワラエリヤの町を案内してくれました。

この日はスリランカのポーヤデーと呼ばれる仏教の休日で、祝日に当たるそうです。

ヌワラエリヤはスリランカ国内ではちょっと高めのリゾート地という印象。

昨日も町を歩いていて思ったのですが、町並みがかなりヨーロッパ風なおしゃれな仕上がりになっています。この土地はイギリス統治時代、セイロンティーの産地としてイギリスが特に開拓に力を入れていたのだそうです。

広場でレクリエーションを楽しむ人々。至る所でイベントが開かれている。

天気は曇り空でしたが、町は観光客であふれており、湖にはボートが何艘も繰り出していました。

宿に戻って支度をしていると、宿のオーナーが親切にも昼食にとトーストをサービスしてくれました。スリランカの人はどこに行っても親切にしてくれます。

ヌワラエリヤのバスターミナルに戻ってきた。ここからバスを探す。

ラトゥナプラ行きのバスは無いようで、どこかで乗り換えなければならないようでした。いろいろな人に聞きながら、とりあえず案内されたバスに乗り込みます。

バス自体はかなりガラガラのまま出発しました。

このバスはヌワラエリヤ市内の渋滞に巻き込まれた様子で、なかなか前に進みません。祝日のリゾート地はマイカーで訪れる人も多いようで、駐車場付近は特に混み合っていました。

しばらく渋滞と格闘した後、ようやく山下りを開始します。

バスはどんどんと山道を下り、車窓も移り変わっていきます。

自分はどこで乗り換えれば良いのかも分からず、ただ行き先を告げてじっと乗っていました。

1時間ほどすると集金係の若者がここで降りろと声を掛けてくれました。

降ろされたのは小さな街バンダラウェラ。ただ、バスターミナルは大きい。

バンダーラウェラは小さな街ですが、たくさんの道路が合流する地でもあり、山岳地帯の交通の要所となっているようです。ここからはいろいろな方面に向けてバスが発着しています。

係の若者に腕を引かれ、また次のバスに乗せられました。このバスはラトゥナプラを経由してスリランカ西部の大都市コロンボまで向かうようです。

ここからは果てしない長旅でした。1800mの高地から一気に山道を下っていきます。古くさいバスは轟音を縦ながら右へ左へ車体を揺らします。

バスの中はほぼ満員。自分は運良く座れましたが、途中で何回か小さな街に寄るたびに人の数も増え、立つ人も増えてきました。

そんな乗り降りを繰り返していると、ふと隣に座ってきたスリランカ人が片言の日本語で話しかけてきました。

“あなたは、どれくらい滞在しますか”

日本語で話しかけられると思っていなかったのですごくびっくりしました。

その後もどこに行ったかとか職業とかありきたりなことをいろいろと聞かれましたが、すごく興味を抱いたので、なぜ日本語をしゃべれるのか聞いてみました。

“あなたはどうしてそんなに日本語がしゃべれるんだい?”

“実は、日本語学校に通って勉強しているんだ!二週間後に実技試験なんだよ。”

“日本の広島にある車工場でいろいろな技能を学びたいのさ”

技能実習生という言葉は聞いたことがありますが、このスリランカでは日本で車技術を学ぶことが多くの人の憧れなのだそうです。

スリランカでも日本車は多く流通し、その整備技術を学びたい人は多いのだそうです。そういえば、スリランカ国内ではやけに親日な人が多い印象でした。

さらに、勉強している教材や授業の様子の動画なども見せてもらいました。

日本のお金の計算法や箸の使い方、茶道などいろいろな日本文化も勉強されているようで、とても驚きました。

そういえばヌワラエリヤの宿のオーナーもスリランカで日本語教師をしている日本人の友達がいるよと言っていましたし、日本語を学ぶ人は多いようでした。

広島はどんなところかとか、日本のあれこれを語っているうちに、あっという間に時間が過ぎていきました。

バスもすっかり山を下ったようで、車の数も増えてきました。なんとなく町が見え始め、やや日も暮れ始めます。

ヌワラエリヤからバスを乗り継ぐこと5時間、ようやくラトゥナプラの町が近づいてきました。

この青年はコロンボまで乗っていくとのことなのでここでお別れです。

ここまで時間を忘れるほどお話ししたので、最後に日本の50円硬貨を記念に1枚プレゼントしました。

穴が開いた硬貨は珍しいらしく、とても喜んでくれました。気持ちよくお別れをしてバスを降ります。

ようやくラトゥナプラの町に着いた。気温はかなり温かく、湿気も多い。

なんとか日が暮れる前に宝石採掘の町、ラトゥナプラにつきました。ここはスリランカの南部に当たり、コロンボなど大都市にも近いので北部の遺跡の町と比べるとかなり発展しています。

高温多湿な環境から密林地帯が広がり、生態系が保存されています。この町からは世界遺産、シンハラージャ森林保護区に行くことができます。

18時前に着いたので、日が暮れる前に宿を探し始めます。

自然豊かな町、ラトゥナプラ。ヌワラエリヤと違い、暑いしジメジメする。

のどかな光景が広がる。北部とは異なり熱帯雨林が広がっている。

しばらく進むと町外れに一件の安ホテルを見つけ、宿泊を決めました。スリランカのホテルはだいたい空いているので予約いらずでも泊まることができます。

高原トレッキングで汗をかいたのでシャワーを浴びてリフレッシュしました。

夕食を食べに軽く町へ向かい、お土産も収集します。

明日行く予定のシンハラージャ森林保護区も熱帯雨林なので期待が高まる。

スリランカでは店が閉まるのも早いので急ぎ足でレストランを探し、一件のお店に駆け込みました。

スリランカではこんな感じの炒めたご飯をたくさん食べた気がする。

ゆっくり散歩しながら宿へ戻り、明日の計画を練ります。

明日のシンハラージャ森林保護区はスリランカの世界遺産で最も訪れるのが困難と言われており、バスを乗り継いだ秘境の地にあると言います。

宿の人もいまいち説明が難しいらしく、明日までに調べておくと言われました。

日本のブログも漁りましたが、そもそも行ったことのある人が少なく、行き方が解説されているものが少ないです。

地球の歩き方にも”ラトゥナプラからチャーターで行くと良い”くらいの文言しかないので困りました。

とりあえず明日朝早く、ラトゥナプラのバスターミナルで聞いてみようと思い、就寝しました。

 

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