バイリンガールちかさんの活動再開と有名人の誹謗中傷について思うこと
目次
8月13日、バイリンガールちかさんが活動再開をお知らせする動画を投稿されました。
まずは、バイリンガールちかさんの元気な姿と活動再開の報告、うれしく思います。以前このブログでもこんなタイトルで内容について取り上げました。
バイリンガールちかさんの炎上について 【渡航は悪くなかったのでは?】
今回の騒動の難しい点は、あの時期の帰国、渡航が”法に触れる犯罪”ではなく、あくまで自粛マナー・モラルの上での問題であった点かなと個人的には思っています。
日本政府の働きよって、帰国用の飛行機が運航していた訳ですから、それを利用して帰国するのは法的には何の問題もありませんでした。人に大きな影響を与えるインフルエンサーとして、帰国という行動を軽々しく発信してしまったことは問題だったのかなとは感じます。(ひろゆき氏の意見に似た感想です。)
彼女たちなりに考え抜いた末での帰国、そしてできる限りの対策をした検査、隔離生活ということだったので、あの段階で出来うることを全てしたちかさんの対応は素晴らしいです。
帰国の是非についてはさんざん議論され尽くされているのでこの記事でこれ以上語ることはしません。以下は活動再開について語られた誹謗中傷についての考察です。
悪意はなかったバイリンガールちかさんと、本当に感染者を出してしまったへずまりゅう
新型ウイルスの感染に関して、Youtuberの事例をひとつ取り上げてみたいと思います。全国ニュースにもなり、本当に感染者を出してしまった迷惑者”へずまりゅう”さんです。
ユーチューバー「へずまりゅう」関連の感染7人 愛知県【朝日新聞】
へずまりゅうさんはここ最近話題になり出したYoutuberで、他のYoutuberに悪意を持って接近し、撮影を妨害したり盗撮するなどといった行動を繰り返している人物です。
彼は7月11日、会計前の食品を食べるという、本当の犯罪”窃盗”で逮捕されました。逮捕後の15日、彼自身が新型コロナウイルスに感染していることが発覚。
さらに自粛が求められる中、東京、千葉、静岡、広島、山口といった5つの都県をまたぐ移動をしていたことがわかり大問題となりました。この問題に対しては山口県知事が直接言及するという異例の対応を行いました。
彼の行動は法に触れる犯罪であり、彼のスタイルそのものが”他人に悪意を持って接し、迷惑をかける”のが目的です。こうした行動は許されるべきものではありませんし、擁護するつもりもありません。
一方でバイリンガールちかさんの帰国は当然犯罪ではありませんし、他人に感染させてやろうと悪意を持って行ったことではありません。十分な検討、そして配慮を行った上での行動でした。
そもそもあの時期のマレーシア渡航は回避できたのでは?とか、チャンネル登録を解除してください、は言い過ぎでは?いう疑問もあると思います。
しかし、最新の動画でもおっしゃられているように反省するべきところは反省し、これからも動画投稿を続けていかれるということなので、今後は暖かく応援していきましょう。
木村花さん、三浦春馬さん、有名人の誹謗中傷について
最後になりますが、活動再開の動画で語られていた誹謗中傷、攻撃的な言動について。
ここ最近、有名人の誹謗中傷に関する事件が続いています。人気バラエティー番組に出演していた木村花さんがSNSでの誹謗中傷を苦に自殺してしまったこと。俳優の三浦春馬さんが思い悩んだ末に自ら命を絶ったことはまだ記憶に新しいのではないでしょうか。
有名人は多くの人に自分の考えや発言が届きますから、こうした誹謗中傷の被害に遭いやすいのが現状です。一方でSNSは匿名で開始することが出来ますから、発信する側はいっさいリスクを負うことなく相手を傷つける発信を行うことが出来ます。
人間である以上意見の対立はどんな場合にも生じますし、どんな人にでもアンチと呼ばれる人はいます。全人類全ての人に愛される人なんて世の中には居ませんからね。
意見の対立について、発言や思想の自由というのはもちろん保証されていますが、行き過ぎた発言は相手を深く傷つけることとなります。その傷が積み重なった結果、人が死んでしまうこともあるのです。
誹謗中傷を受ける側も人間です。気に入らない態度や言動にイライラする気持ちも分かりますが、あなたが投げかけようとしているその言葉は、人を傷つける凶器となりうるということを、投稿ボタンを押す前に今一度考えてみましょう。
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