チャンアンの景観関連遺産に行くもバイクで事故る 【ベトナム】旅行記5日目前編

チャンアンの景観関連遺産に行くもバイクで事故る

ニンビンで十分な休養を取ったので体力も回復し、ベトナム世界遺産制覇に向けて後半戦がスタートします。

まずはニンビン郊外にある複合遺産、チャンアンの景観関連遺産に向かいます。”陸のハロン”とも呼ばれる景勝地は透き通った水やカルスト地形の大地が相まって絶景を構成しています。

そこに根付く文化やベトナム最初の王朝が誕生した地であることなど文化的な面も評価された貴重な遺産です。

ニンビンからバイクで20分ほどの場所にあるのですが、宿のオーナーに相談すると、

バイクを貸してあげるから自分で行け。

と言われました。自分はバイクを運転したことすら無く、国際免許証はおろか、日本においても二輪免許は持っていません。

免許もないし運転したことも無いからドライバーをつけて欲しい

と頼みましたが、ニンビンでは海外旅行客は免許なしでバイクに乗って観光する人が多いらしく、

俺が教えるから乗っていけ。簡単だから。

と半ば強引に押し切られ、人生初のバイクを運転してニンビンに行くことに。これが不幸の始まりでした。

宿のすぐ前の道路でバイクのレクチャーを受けていたところ、

バランスの崩れた瞬間に持ち直そうとして右手のアクセルをぐるりとひねってしまいました。

バイクは急加速。道路脇の花壇に突っ込み、盛大にずっこけました。

近くにいた人たちが驚いて駆け寄ってきてくれましたが、幸いにも擦り傷のみで体は無事。軽い打ち身程度で済みました。

花壇や歩道も破損無く、最も幸運だったのは誰も傷つけなかったこと。自分以外に唯一傷ついたのはバイク。ヘッドランプのガラスに小さなヒビがありました。

そのバイクの傷で、後でめちゃくちゃ怒られるのですが、そのときはオーナーもけがを心配してくれました。

その後、少しずつ練習してなんとか運転できるようになったのでチャンアンに向けて運転します。遠い異国の地で人生初のバイクに乗るとは思ってもいませんでした。

交通量が多いので脇をゆっくりゆっくり走って行く。

道もGPSを確認しながらなので、ゆっくりゆっくり、安全運転で進むことにしました。

チャンアンの大きな門が目印。ここをくぐると大きな岩山が見えてきます。

ここで、最大の悲劇が襲います。朝からポツポツと来ていた雨が本格的に激しくなってきました。さながら、スコールのような大雨が突然の沿ってきたのです。

一気に雲行きが怪しくなり、大雨が降り注いできた。

雨が降れどスピードを出して急ぐわけにも行かず、むしろ転ばないようにさらにゆっくりと運転していきます。チャンアンも見学できないのではないかと心配になります。

びくびくしながらもとりあえずチャンアンの駐車場に着きました。

初めてのバイクで緊張もするし、大雨で服はびしょびしょだしテンションは急降下中です。他にも数組の外国人観光客がバイクで来て、屋根のある場所で雨宿りをしています。

このまま雨脚が弱まらなかったらニンビンにもう一泊かな、などと考えること20分。やや雨脚が弱まった瞬間がありました。

とりあえずチャンアンのボート乗り場まで向かってみます。

結構立派な造りをしている建物で、大きなホールやお土産や、レストランなど尾が充実しています。

大きな待合ルーム。若干チャンアンに関する展示などもある。

緑の服装の人はみんなボートの漕ぎ手の従業員。

中に入ってみるとやはり大雨の影響でやみ間になるまでボートが出ないとのこと。うろうろしながらとりあえず待ってみます。朝早い時間というのもあって観光客もほとんどいませんでした。

長い待ち列も誰もいない。混んでいる日は何時間待ちになることもあるのだとか。

特にすることも無いので建物の中をぶらぶらしながらさらに20分ほど待っていると、中国人の団体観光客が押し寄せてきました。

彼らが着いた頃には雨も小降りになってきたので、頃合いだと思ったのか受付が開始されました。

まだ雨は降りしきっているのですが、どんどんと後から観光客が増えてきそうだったのでカッパを購入して無理矢理見学することにしました。

4人+漕ぎ手の全部で最大5人乗りの小舟でチャンアンの中を見学していく。

新婚らしきベトナム人のカップルと自分の3人でいざ、チャンアンの見学に向かいます。

ちょうど小舟が一斉にスタートしたところ。混む前に出発できた。

ボートを漕ぐ音と小雨が降り注ぐ音だけが静かに響き渡る。

途中でいくつか敷地内にあるお寺の前で停泊しながら小舟は進んで行きます。

小さなお寺に何回か接岸しながら進んで行く。

しばらくすると背の低い小さな洞穴が見えてきました。

小舟で無ければ通れないような小さな洞窟を通り抜けていく。

大迫力の洞窟探検。ボートを漕ぐ音だけが洞窟内に響く。

洞窟内にはコウモリがいたり、鍾乳洞があったりとなかなか楽しい。

途中では本当に身をかがめないと通れないような場所が合ったりと疲れましたがとてもいい体験になりました。

一つ目の洞窟が終了。こんなに天井が低い場所を通る。

長い洞窟を抜けると、眼前には幻想的な光景が広がります。

まるで映画の中の世界にいるような錯覚に陥る。

水も透き通っており、どこを切り取っても絵になる光景。

次の洞窟はやや整備されたような大きめの洞窟でした。

幻想的な光景の中を小舟は静かに進んで行く。空気も澄んでいておいしい。

だんだんと観光客の数も増え、小舟も多くなってきた。

また小舟を下りて見学。雨もやみ、観光客がどんどん増えてくる。

こちらもチャンアンの中にある寺院。チャンアンが複合遺産であることがよく分かる。

船頭さん曰く、ここがチャンアンで最も美しいと言われている場所。

緑豊かな風景は映画、キングコング髑髏島の巨人のロケ地になったのだとか。

またまた背の低い洞窟を通過して行きます。

最も大規模な寺院。この頃には雨もすっかり上がり、晴れ間も見られた。

チャンアンでの個人的なベストショット。水も透き通っていて美しい。

約80分くらいのボートツアーも終わりの時を迎えます。いつまでも夢の中に浸っていたくなるような、そんな世界遺産でした。

帰ってくる頃にはすっかり賑わっていたボート乗り場。

11時を回ると、さらに団体観光客が押しよせて来ており、列ができていました。また、小舟が増えると騒がしくなってくるので、朝の静かなうちに(できれば小雨の、笑)行くのがおすすめです。

雨だったのが残念だが、もう一度来たい世界遺産でした。

昼近くからはぞくぞくと小舟が出発していく。雨はすっかりあがっていた。

チャンアンの地を後にして次の目的地へと向かいます。

また、バイクに乗ってこの近辺にあるベトナム最初の王朝が誕生した地に向かいます。いまだにこけたトラウマでバイクの運転が不安ですがなんとかゆっくり運転できるようになりました。

途中のレストランでベトナム食をいただきます。

東南アジアは結局炒め物が一番おいしいと思う。

午後も世界遺産を見学した後、ニンビンからバスで5時間かけて次なる目的地、ハロン湾がある町、バイチャイを目指します。

 

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