東南アジア旅行記 下巻: 人生なんて一瞬で変えられる 【ブックレビュー】

東南アジア旅行記 下巻: 人生なんて一瞬で変えられる 【ブックレビュー】

本記事は”東南アジア旅行記 下巻: 人生なんて一瞬で変えられる”という本のレビュー記事です。

本の詳細は下のリンクからどうぞ。

著者紹介

この本は私のあこがれでもあり、大きな影響を受けた世界遺産ハンターさんが出版された本である。

以前このシリーズの上巻を紹介した際に多く語らせていただいたので、詳細は上巻のリンクにてどうぞ。

東南アジア旅行記 上巻: クソみたいな人生から逃げ出す旅 【ブックレビュー】

改めて筆者紹介をすると、世界中の世界遺産をハントする、という目標を掲げ、世界に飛び出し冒険している方である。

世界遺産の写真をとても綺麗に撮るなあと、読みながら感心させられる。また、魅力的な旅行記は思わず時間を忘れて引き込まれてしまう。

世界遺産関連のブログの中で、トップレベルの読みやすさとサイトデザインだと個人的には思っている。

ブログは下のリンクからどうぞ。

世界遺産ハンター.com

あらすじ(下巻)

この本は東南アジア旅行記 上巻: クソみたいな人生から逃げ出す旅の続き、下巻になります。

まずは商品紹介ページより一部文章の引用・抜粋です。

『深夜特急』を読んでこう決めた。
とりあえず旅に出よう。

お金がない。
時間がない。
英語が喋れない。

うだうだ言い訳ばかり並べて『やりたい事をやる』と言う、極シンプルな原理から逃げていた。30万円もあれば二ヶ月くらい普通に過ごせる。足りなきゃクレジットカードでキャッシングすればいい。英語だって片言しゃべれれば困らないだろう。

俺は完全に開き直った。
理由も何も要らない、ただ行きたいから行く。

俺も行こう!!本を読んでいるうちに選択肢が一つだけになっていた。この本を読んで旅に出た人は、かなりたくさん居ると思う。ただ行きたいから行く。そんな当たり前のことを決断させてくれた。

だから俺は今、ここに居る。

東南アジア旅行記 下巻: 人生なんて一瞬で変えられる (世界遺産ハンター出版)

商品紹介ページより引用。全文はこちらから。

繰り返すが、この本は東南アジア旅行記 上巻: クソみたいな人生から逃げ出す旅の続きである。

上記のように身一つでタイに飛び出し、いろいろな人との出会いや出来事を乗り越えてインドネシアのバリ島へ向かう。

この旅には大きなルールがあった。”飛行機を利用してはいけない”つまり、陸路または航路でバリまでたどり着かねばならないのだ。

このルールに則り、困難を乗り越えて目的地を目指す過程が語られる。

旅先で体験したさまざまな出来事によって、“日本社会のあたりまえ”になじんでいた筆者の人生は大きく変わり始める。

上巻を読んだ方なら自然と読みたくなる本である。

感想

上巻がとても良いところで終わっていたので期待していたが、下巻も様々な出会いや出来事があって面白かった。

旅先で体調を崩したり、盛大にぼられそうになったり(あるいはぼられたり)といった出来事は今でこそ笑い話にできるが、その当時は大変だったに違いない。

上巻と文調が少し異なっており、穏やかでおとなしい文になっている気がした。上巻でクソったれやらババアやら荒々しい語気を展開していたが、本書では控えめな表現に置き換えられている。

なんとなくではあるが、この微妙な文体の変化も、筆者の心境の変化の表れなのではないかと思った。

日本社会に反発するように海外に旅立った血気盛んな若者がだんだんと海外の刺激を受け、現状を知り、少しずつ穏やかに変化していったように感じた。

旅で変わった自分の心境について、あとがきでたくさん語られておりとても参考になった。

実際、海外を一人で旅をしてみると、何か自分の考えが変わる、というのは事実だと思う。価値観の異なる人との出会いは自分の視野を広げ、豊かにしてくれる。

上下巻を通して読むことで、改めてそういったことに気付かされた。

後半に世界遺産を訪れた話が少し出てくるが、これはまだ世界遺産ハンターになる前、あくまで旅の道中で訪れたことになっている。

 

最後に、一部で否定的な意見が上がりそうだったのであらかじめ触れておく。

本書は”人生なんて一瞬で変えられる”というタイトルに目をとめ、心理学的、自己啓発的な専門書の内容を期待した方におすすめするものではなく、むしろこの文言はサブタイトル的な意味合いが強い。

あくまで、東南アジアの旅行記がメインであり、その過程で筆者の心境の変化を楽しむ本であることに注意されたい。

 

 

 

本サイトで紹介する情報は筆者の訪問当時の現地情報となります。実際に行ってみて変更や意見等がございましたら、コメント等でお知らせいただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

また、本サイト内の記述、画像、写真の無断転載・転用を禁止します。

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