ホイアンの夜景とおすすめ観光スポット
目次
ミーソン聖域の観光を終えた後は、ホイアンを散策します。幸いにもホイアンの旧市街周辺は観光地ながらたくさんの安ホテルが営業しており、観光にも便利でした。
ホイアンの観光はできれば1泊滞在して昼と夜、それぞれ1回ずつ見学するのがおすすめです。
ホイアン観光の目玉である古民家巡りは、多くの古民家が18:00頃を境に閉館してしまいます。ホイアンの町並みの散策は日中に行うのが良いでしょう。
観光スポットは1km四方に凝集しており、道も平坦でとても歩きやすいです。
ホイアンは夜になるとその雰囲気ががらっと変わります。ライトアップされた船が川に浮かんだり、ランタンが輝き、幻想的な世界観を演出します。
まだ15時で余裕があるのでゆっくり観光します。
ホイアンは昔ながらの町並みが保存されている。
ホイアンの観光は少し特殊で、観光施設への入場は5枚綴りのチケットを使用します。市内に点在する22ヶ所の施設に有効なチケットです。
ホイアンの見どころは日本人橋、クアンタンの家、タンキーの家、フーンフンの家、福建会館、廣肇会館などで、5ヶ所回れば十分かなと思います。
口コミではホイアン市内に入るだけでチケットが必要とか、日本人橋を渡るだけでチケットを取られると行ったことも語られていたので注意が必要です。(自分は一度も言われませんでした)
むしろその基準が人や場所によって違うらしく、ある時間帯には日本人橋に係員がおらず無料で中に入れたりする場面もありました。
基本的には各観光スポット毎に1枚チケットを使うと考えておくと良さそうです。
ホイアンには多くの観光客が訪れている。
来遠橋
ホイアンのシンボルとも言える観光スポットで、ベトナム紙幣にも描かれている橋です。
市内の比較的中心部に位置しており、アクセスもしやすいです。渡るだけなら無料で、中に入るにはチケットが一枚必要ですが、ほとんど何もないので入る必要は無いとも言えます。
日本人橋付近は多くの観光客で賑わっている。
日本人がかけたために日本人橋と呼ばれているらしい。
橋は無料で渡ることができます。
日本語が書かれたランタンがぶら下がっていた。右手にはチケットを要する展示スペースがある。
中のスペースはこれだけなのでチケットを使う必要は無いかも。
ホイアンには大きなトゥボン川が流れており、夜になると幻想的になる。
フーンフンの家
フーンフンの家は来遠橋のすぐそばにある古民家で、約200年前の建造物です。
趣のある木造建築で、数年に一度起こるホイアン大洪水の際、荷物を避難させる工夫が凝らされています。入場にはチケットが一枚必要です。
来遠橋のすぐそばにある木造建築がフーンフンの家。
古い木造建築は吹き抜けが用いられており、趣がある。
廣肇会館
こちらも来遠橋の袂にある建造物で、フーンフンの家とは反対側の岸にあります。約2000年前に中国系の人々によって建てられたもので、龍などのあざやかな装飾が特徴です。
こちらもチケットを一枚消費します。
寄るつもりはなかったが通り道だったので入ってみました。
中国らしい龍の装飾はとても見応えがありました。
タンキーの家
タンキーの家はホイアンの観光スポットの中でもひときわ有名なスポットです。日本や中国の建築様式が混合された木造建築は独特の世界観を形成しています。
ただ、ホイアンの古民家はどれも狭いのに観光客がたくさん来るのでどこも混んでしまうのが難点です。
タンキーの家。狭い家にたくさんの観光客が入っていく。
趣のある古民家だが、人気も高く中は混んでいる。
チャン家の祠堂
ホイアン旧市街の北側、中心部から少し離れた場所にあります。チャン家の祖先を祀るために建てられたのが始まりだそうです。
こちらがチャン家の祠堂の入口。このあたりは観光客も少ない。
小さな家の中に祠が置かれている。ベトナムや中国の様式が混合している。
クアンタンの家
クアンタンの家は中国人によって建てられた古民家で、こちらは300年前の建築とされています。中国らしさのある、美しい装飾が見どころです。
一般住居と見まごうようなクアンタンの家。こちらもチケットで見学する。
美しい装飾の木造住宅。家は縦に細長く、吹き抜けもある。
ホイアンの見どころは古民家などが多く、どれも見学時間はそれほどかかりません。旧市街も狭い範囲にまとまっているので見学にはそれほど時間がかかりませんでした。
2時間半ほどゆっくり散策したのでいったん宿に戻って日暮れを待ちます。
夜景
ホイアンは夜になるとさらにヒートアップします。主にトゥボン川沿いのバーやレストランが賑わい始め、川にはランタンをつけた船や灯籠が流れ始めます。
ライトアップは20時ころから24時ころまで行われているので、この時間帯に合わせて向かうと良いでしょう。
ライトアップされた来遠橋は昼間とは違った印象を受ける。
トゥボン川沿いが一番盛り上がっている。川を渡ったアンホイ島には出店も建つ。
色とりどりのランタンを売る店は特に賑わっていた。
ホイアンに来たら一泊して夜景もセットで見学したい。
きらびやかな夜のホイアンを散策すると、だんだんと疲れがたまってきました。前日は機内泊、朝からダナン、ミーソン、ホイアンと移動も多かったので汗を流すために宿に戻ります。
明日はホイアンからダナンを経由してフエの構造物群を見学します。朝早くから行動したいのでこの日は早めに就寝しました。
次の記事はこちら
ダナン-フエのバス移動とフエの王墓群巡り 【ベトナム】旅行記2日目
前の記事はこちら
ダナンからGrabバイクチャーターで格安ミーソン・ホイアン巡り 【ベトナム】旅行記1日目前編
最初から読む方はこちら
ベトナム8ヶ所の世界遺産を一筆書きで訪問する旅 【ベトナム】旅行記計画編
本サイトで紹介する情報は筆者の訪問当時の現地情報となります。実際に行ってみて変更や意見等がございましたら、コメント等でお知らせいただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
また、本サイト内の記述、画像、写真の無断転載・転用を禁止します。
コメントを残す