シンハラージャ森林保護区 【スリランカ】 行き方と難易度

シンハラージャ森林保護区

難易度★★★★★

スリランカの自然遺産、シンハラージャ森林保護区はスリランカの中央部の南寄りに広がる熱帯雨林で、豊かな自然林には多くの固有種が生息しています。

森林保護区のため公共交通手段が発達しておらず、ラトゥナプラから路線バスを乗り継いでシンハラージャ森林保護区入り口ゲートまで片道約2時間かかります。

森林保護区へはレンジャーが同行して入場します。熱帯雨林を歩いて見学することになるため、動きやすい服装で訪問しましょう。見学路は自由にアレンジできますが、2-3時間の散策がおすすめです。帰りのバス時刻と相談して決めると良いです。

ラトゥナプラの行き方

●シンハラージャ森林保護区は北のラトゥナプラ側、南のデニヤーヤ側どちらからでも訪問できますが、ルートが開けており、一般的なのは北のラトゥナプラ側です。

●ラトゥナプラは宝石の産地として有名で、鉄道はありませんがバスが各地から運行しています。コロンボからバスで3時間キャンディからも所要3時間です。

バスターミナルは市内中心部にあり、アクセスも便利です。シンハラージャ森林保護区に向かうバスもセントラル・バスターミナルから出発します。

●この町からは別の世界遺産”スリランカ中央高地”の構成資産ピークウィルダネス保護区のスリー・パーダ登山路がありますが、こちらは上級者向けの道となっています。

ラトゥナプラのセントラル・バスターミナル。小さな町だが飲食店も宿もそれなりにある。

シンハラージャ森林保護区へはここからカラワナ行きのバスに乗る。

ラトゥナプラの遠景。遠くにピークウィルダネス保護区の山々が見える。

シンハラージャ森林保護区の行き方

●ラトゥナプラからシンハラージャ森林保護区へは直接向かうバスは無くカラワナ(kalawana)という小さな街まで行き、バスを乗り換えます。ラトゥナプラからカラワナへは片道1時間半です。

●カラワナは小さな町ですが交通の要所で、多くの人で賑わっています。ここで、クダワ(Kudawa)に向かうバスに乗り、1時間ほど進むとシンハラージャ森林保護区の入り口を通過します。降りる場所は橋のそばですが、分かりずらいためあらかじめ運転手にシンハラージャに向かうことを伝えておきましょう。

●橋のそばでバスを降りてから、看板の案内に従って7-8分ほど歩くとシンハラージャ森林保護区のレンジャー事務所が見えてきます。ここで手続きを済ませ、自然保護用のカバーを足に巻き、レンジャーと共に散策します。

時間は6:30-18:00、ガイド料と入場料で2000ルピー(2019年時点)でした。

カラワナの街。特に見どころの無い小さな町だが、多くのバスが行き交う。

クダワ行きのバスを探すのは難しいので人に聞いてしまうのがベスト。

森の中の道を1時間バスに揺られると、目的地が近づいてくる。

この橋のたもとで降りて、ここから歩いて向かう。帰りのバスもこの場所で待つ。

切り株のような看板に沿って500mゆるやかな坂道を登っていく。

細い道だが車の行き来はあるので注意。頭上には野生の猿も見かけた。

しばらく進むと開けたスペースの駐車場が見えてくる。

2階建ての大きな建物がレンジャー詰所。ここで入場登録をする。

シンハラージャ森林保護区

シンハラージャ森林保護区は1988年にスリランカ初の自然遺産として登録された保護区域で、豊かな熱帯雨林には多数の固有種を含む生態系が築かれています。

面積は8500ヘクタール程でそれほど大きくはありませんが、奥の山の方までトレッキングを行うと5時間かかります。レンジャーの方と相談し、無理のない範囲でトレッキングルートを考えましょう。一般的には、マザーツリーと呼ばれるひときわ大きな大木まで行き、引き返す1.5-3時間のルートがよく選ばれているようです。

蛇やトカゲなどの爬虫類やヤケイやムクドリなどの鳥類、固有の植物などが多く見られ、スリランカ特有の自然に触れることができます。

2階建ての事務所はシンハラージャ森林保護区のシンボル的な存在になっている。

ここでは飲み物なども売られているので心もとなければ補充しておくと良い。

保護布が配られ、これを足に巻いてトレッキングを行う。

シンハラージャ森林保護区の全体マップ。2-5時間のルートがあるという。

さっそくトレッキング開始。ゲートまでは整備された道が続く。

ここが森林保護区のゲート。チケットを確認され、入場する。

レンジャーのガイドで保護区の中を歩いていく。

透き通った小川が流れ、小魚が泳いでいるのが見える。

丸太橋を渡る道。足は保護布で歩きにくくなっているので特に気を付けて渡りたい。

熱帯雨林のトレッキングは体力を消耗するので帰りの余力を残しておく。

大型の昆虫やカタツムリなど、ガイドのおかげでたくさんの固有種を見ることができた。

森でよく見かけたセイロンヤケイと呼ばれる鳥。雉の仲間。

緑色の細い蛇。固有種のシロクチアオハブと思われる。

中央に写る白い羽が特徴の蝶の固有種。数時間のトレッキングでも大満足。

こちらも固有種のレインボートカゲ。ガイドのおかげで何度か見かけた。

ウツボカズラの一種。植物も多種多様なものが見られる。

シンハラージャ森林保護区のシンボル、マザーツリーの幹。

ひときわ高くそびえるマザーツリーは樹齢300年を超えると言われている。

シンハラージャ森林保護区中央部の観測所。散策の目印になる。

 

近くの世界遺産

無し

 

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