ティトゥアンのメディナの行き方
目次
日帰り難易度★★★☆☆
ティトゥアンはモロッコの中でも北端に近い位置にあります。タンジェまでは鉄道が通っていますが、ティトゥアンには通っていないため、アクセスするためにはバスや車を利用する必要があります。
フェズからはシャウエン経由でバスで5時間ほど、タンジェからは1時間ほどです。スペイン行きのフェリーが出ているタンジェを起点に、青の町シャウエンとセットで訪れると組み立てやすいと思います。
ティトゥアンのメディナのリスト
「ティトゥアンのメディナ」は都市に点在する歴史的な遺産と、ラバトの近代都市の融合が評価されているため、町全体が世界遺産としての指定を受けているとも言えます。そこで、世界遺産指定の条文をもとに、記載されている建築物を抜き出しました。
- 城壁と7つの門/a historic wall and accessed by means of seven gates.
- 広場 /open spaces (squares)
- ファンドゥーク、モスク、ザガイア /public buildings such as funduqs, mosques, zawayas
- 職人地区、商人地区 / the artisan and commercial districts
- 美術工芸学校(ダル・サナ) /school of arts and crafts (Dar Sanaa)
- 国立美術研究所 /National Institute of Fine Arts
ティトゥアンのメディナの行き方
ティトゥアンのバス停は開発中の新市街のさらに外れの方にあります。メディナは山の中腹にあるため、バス停からだと上り坂を30分ほど歩くことになります。行きはタクシーを使ってしまうのも良いかと思います。町が賑わいを見せるのは新市街に入ったあたりで、スペインに近いためか、雰囲気はヨーロッパに近いです。
ティトゥアンのバス停。筆者はシャウエンから移動した。朝8時の便でも満席だった。
ティトゥアンのバス停。規模は大きく、様々なバスが出入りしている。
バス停は新市街の外れに位置し、開発中のためバス停の前は何もない。
北に向かって歩くと大きな道路にでる。ここを左に曲がってさらに坂を登っていく。
しばらく進むと右手にヨーロッパらしい雰囲気の新市街が見えてくる。
西洋人らしき人も多く見かける、文化が混合した町である。
アル・ジャラ広場とモニュメントがメディナの入り口である。まずはここを目指そう。
ティトゥアンのメディナ
ティトゥアンはメディナの規模は大きくありませんが、スペインに近く、レコンキスタによって逃れてきた人々が住みついた地でもあります。そのため、アンダルシアの文化との混合が見られます。メディナは緑と白を基調とした町で、地中海に近いため魚を売っている店を見かけました。
町の中心にある王宮。高い壁で囲まれている。
メディナは他の町と比べると静か。観光客の数も少ない。
広場の石畳はヨーロッパの町並みを思わせる。
白い石壁と緑色の扉との対比がとても美しい。
革細工等を売っている店をよく見かけた。
旧市街は高い壁に囲まれている。外側はヨーロッパの町並みが広がる新市街。
町の広場にはモニュメントがある。上から見ると町は白一色である。
貴金属のスーク。生活用品を求める地元民にとってのスーパーのような役割を果たしている。
食品のスーク。海が近いためか魚を売っている。マラケシュやフェズでは見られない光景。
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グラナダのアルハンブラ、ヘネラリーフェ、アルバイシン 【スペイン】 日帰り難易度と行き方 / No.9
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フェズのメディナ 【モロッコ】 日帰り難易度と行き方 / No.7
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