ペナンヒルとジョージタウン散策【マレーシア-シンガポール】Part2

ペナンヒルとジョージタウン散策

7時に起床して旅支度を始めます。ブルーマンションは朝の光の下で見るとその青さが際立って見えました。

ペナン島に来るときは絶対に宿泊したい場所です。

朝食はバイキング形式。メインはメニューの中から選べます。

中庭に面した洋風のおしゃれな食堂で異国の風を感じながら優雅なブレックファストを楽しみました。

雨季のペナン島は相変わらずの雨模様でしたがGrabタクシーを呼んでまずはプラン通りペナンヒルに向かいます。

ペナンヒル

ペナンヒルはジョージタウンから車で30分、ペナン島のちょうど真ん中付近に位置する標高830mの山で、ふもとから歩いて登頂することができます。

ケーブルカーが高頻度で運航しており、往復30リンギット(約1000円)で、約10分ほどで頂上に到着します。今回はこのトロリーで一気に上まで移動しました。

ケーブルカー乗り場。シーズン時には埋まるであろうレーンが印象的。

ケーブルカーは想像よりも大きく、車両も新しいので快適。

平日でしたが修学旅行生らしき子供たちでにぎわっていました。

山頂には巨大なレストハウスがあります。天気は小雨で霧がかっています。

山頂にはヒンドゥー寺院やモスクがあります。

カラフルな配色のヒンドゥー寺院。靴を脱いで上がります。

展望スポットはあいにくの小雨と霧で眺望に恵まれず。チョンファッツィー・ブルーマンションのツアー時刻も迫っているので今回は早々に切り上げて次のスポットに向かいます。

極楽寺

ペナンヒルから車で5分ほどの近い場所にある極楽寺は、山のふもとに建てられたマレーシア最大の仏教寺院です。中国やタイなどの建築文化が混合しており、巨大な寺院群を構成しています。

入場は無料ですが、シンボルでもある高さ30mのパゴダ付近に入場するにはチケットを購入する必要があります。

仏教寺院だが、日本のものと比較すると鮮やかな色合い。

ジョージタウンからは離れていますが観光客はたくさんいました。

内部も美麗で日本の仏教寺院とは趣も異なります。

巨大なパゴダは近くで見ると迫力があり、感動します。

敷地面積が広大なのでじっくり見学すると1時間以上はかかるのでしょうが、今回は見学ツアーの時間も迫っていたのでブルーマンションに戻ります。

チョンファッツィー・ブルーマンション

“東洋のロックフェラー”とも称された大富豪、チョンファッツィーが建てた豪邸です。生涯に何人もの妻を持ちましたが、6番目の妻と共に暮らしたのがこの邸宅です。

午前は11時、午後にも2回内部の見学ツアーがありますが、言語はいずれも英語です。

全部で40人くらいはいたと思います。大人気のツアーでした。

中庭を見学した後は2階部分にも上がります。

ツアー自体は全部で1時間ですが、ガイドさんが熱心な方で1時間半くらいかかってしまいました。

館の一室に展示室が用意されており、パネルなどが展示されています。

館で使われていたものも展示されています。こちらは麻雀パイ。

ツアーが終わった後はGrabタクシーで歴史的建造物が密集しているマスジット・カピタン通りに向かいます。

クー・コンシー

ジョージタウンの構成資産が密集するエリアの南に位置する中国風の寺院で、クー氏が設立した祖先のための霊廟という意味合いがあります。

通りからは少し離れた位置にあるため入り口がややわかりにくく、道がとても狭いわりに交通量が多いので少しひやひやします。

こちらがクーコンシーの入り口。周囲の建物と同化しているので目立たない。

細部まできれいに彩られた寺院に目を奪われます。

内部の装飾も素晴らしいです。この寺院の1階部分は博物館になっています。

見どころはこの寺院と1階にある展示室だけなので、所要時間は20分といったところでしょうか。見学を終えてこのまま北上していきます。

カピタン・クリン・モスク

通りを歩いているとひときわ目を引く建物が、マレーシアでも最大規模を誇るこのカピタン・クリン・モスクです。マレーシアはイスラム教徒が多く、お祈りの時間には放送で経典が流れます。

この日訪れた際は礼拝の時間と重なってしまったため内部には入れませんでしたが、外側からだけでも楽しむことができました。

街を歩いていると見える巨大なモスクはとても目立ちます。

この時間帯は町の人たちが続々と礼拝のため中に入っていきました。

マハ・マリアマン寺院

上記のモスクの通りを挟んだ向かい側に位置するヒンドゥー教寺院がマハ・マリアマン寺院です。

仏教、イスラム教、そしてヒンドゥー教徒と様々な宗教の寺院が密集しているのがジョージタウンの特徴でもあります。そしてこの北にはキリスト教系の教会もあります。

開館時間が特殊で、午前中を過ぎると18時まで閉館してしまう。

この日は中に入ることはできませんでした。この辺りは非常に栄えているのでリーズナブルなレストランから高級そうな飲食店までたくさんあり、ショッピングも楽しめます。

この通り沿いでマレーシア飯を平らげたのち、北上して見学を続けます。

観音寺

モスクからさらに北上した場所にある観音寺はペナン島最古の中国寺院です。規模としては小さく、他の寺院と比較すると派手さはありませんが、歴史を感じる建築です。

小ぢんまりとした寺院ですが、地元の人が多く参拝していました。

奥行きは結構広いです。入場料は無料。線香の煙が香ります。

セント・ジョージ教会

19世紀に建てられた、東南アジアとしては最古のイギリス系教会です。これまで見学してきたマスジット・カピタン通りの一番北側にあります。

天気が悪くて全体的に暗いですが、白が目立つきれいな教会です。

こちらは、金土日が休館日で今日は閉館。中には入れませんでした。

さて、様々な宗教系の多様な文化の混合が見られるマスジット・カピタン通りをさらに北東に進んでいくと、ジョージタウン最後の見どころ、コーンウォリス城塞につきます。

この城塞だけ距離が少し離れているので注意が必要です。雨で地面が濡れているので余計に疲れてしまいました。

コーンウォリス城塞

18世紀、東インド会社のフランシス・ライトが上陸した際に築かれた城塞で、植民支配していたイギリスが交通の要所であったペナン島を守る際に活躍しました。

木造作りだった要塞は堅固なレンガ造りに建て替えられ、現在のような形になりました。

全盛期には傭兵の宿舎なども敷地内に併設されており、イギリス軍の駐屯地として使用されていました。

コーンウォリス城塞の入り口。現金不可で、クレジットのみ使用可能でした。

イギリス軍風の男たちのパネルが飾られていました。

城塞は海に面していて、当時の戦闘の様子が想像できます。

ジョージタウンの世界遺産登録の装飾がありました。

こちらは城塞の様々な機能を担っていたと思われる建物。中は空ですが倉庫や駐屯所だったのかもしれません。

 

さて、あいにくの天気で景色も悪く、時間が合わず入場できなかった場所もいくつかありましたが、一通り見どころを回ることができました。

湿気は多いですが雨には降られず運がよかったとも言えます。見学後はこのままフェリーに乗ってマレーシア本土に渡り、クアラカンサーという都市を目指します。

 

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バタワースの知られざる寺院、北海斗母宮はエモかった【マレーシア-シンガポール】Part3

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2022初海外旅行の出入国、憧れのペナン島ブルーマンションに宿泊【マレーシア-シンガポール】Part1

 

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