バタワースの知られざる寺院、北海斗母宮はエモかった
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ペナン島の観光を終え、足早に本日の宿があるクアラ・カンサーに向かいます。
ガイドブック(地球の歩き方)に従い、コーンウォリス城塞の前のバス停から無料市内巡回バスでフェリー乗り場に向かったのですが、人がほとんどいません。
それどころか、フェリーの案内板も、船そのものの姿も見えません。歩いている人に尋ねると、フェリー乗り場の位置が変更されていると教えてくれました。
2022年12月時点で、バタワース行きのフェリー乗り場はランカウイ行きフェリー乗り場と同じ位置に変更されています。コーンウォリス城塞から歩いてすぐの場所でしたが、余計に歩く羽目になってしまいました。
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こちらがバタワース行きのフェリーが停泊するターミナル。
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約30分おきに運航していて、ペナン→バタワース行きは無料。
船はかなりの人数が乗れるようになっていたため座ることができました。乗り込むとほどなくして出航。30分ほどの船旅は外洋ではないためか揺れもそれほどなく快適でした。
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船着場から道なりに歩くと大きなターミナルにつきます。
バタワースはマレーシア本土とペナン島を結ぶ交通の要所になっているので電車が利用できるほかマレーシア各地を結ぶバスが運行しています。
大きなターミナルにはレストランやコンビニも入っており、待ち時間も退屈しないようになっています。
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バスチケット発券所。ここのカウンターで予約し、1階の発着所におりていきます。
バタワースについたのは16時でしたが、次のクアラカンサー行きのバスは18:30発だと言われたため、鉄道の利用を検討します。ところが、鉄道駅の場所が全く分からず右往左往してしまいました。
人に聞いてようやく道を見つけることができました。
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分かりにくすぎるのですが、バスカウンターの左のいたって普通の通路を進む。
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エレベーターを降り、建物の外に出て薄暗い通路を進んでいく。
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マレーシア国鉄KTMのバタワース駅。利用者が多く車が渋滞している。
こちらも確認するとクアラカンサー行きは18時20分発。しかも今現時点で電車が大幅に遅れていると、電光掲示板の文字が赤く光って知らせています。
どちらも同じならばとバスに決めチケットを予約しました。待ち時間がかなりあるのでターミナルを探検します。
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展望スペースがあり、天気は悪くとも対岸のペナン島が見えた。
建物内は多少の飲食店などはあるのですが、どれもすぐに見飽きてしまう程度のものです。この建物は陸の孤島のようになっており徒歩で街中に出るのは難しいようでした。
そこで、時間もたっぷりあるのでバタワースの観光スポットに行ってみることに。
タクシーで30分ほどの北海斗母宮という寺院を見てみることに。運転手も知らなかったようで多少迷っていました。
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こちらが北海斗母宮。仏教寺院ですが、彫刻がよく彫り込まれています。
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ペナン島がメインなので素通りしがちだが、魅力的な寺院に出会えた。
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無数の提灯が寺院を赤く照らしている光景はエモかった。
寺院への立ち入りはベジタリアンに限るという注意看板があったためこれより中には踏み込みませんでしたが、外側から見るだけでもかなりの大きさがある建物でした。
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装飾も美しい寺院だが、観光客の姿は見かけなかった。
良い感じに時間を潰せたのでターミナルに戻り、時間になったら発着所に降りていきます。
何か所かで停車したのちバタワースを経由してイポー方面に向かうバスだそうですが、座席の埋まり具合は半分ほど。検温や消毒などもなく普通に乗車しました。
バスは定刻通りに出発。しばらく高速道路を走るとすっかり日が暮れていきました。大きな渋滞に巻き込まれていましたが、それでもバスは定刻通り2時間ほどでクアラカンサーのバス停に到着。
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バス停には人の姿はなく静かな時間だけが流れていた。
周囲も暗いのでGrabタクシーを呼び、宿泊予定のホテルへ。クアラカンサーは勝手に小さな村だと思っていましたが、想像していたよりも発展している地方の町といった印象を受けました。
宿に荷物を展開したのち、夕食を食べに向かいます。空いている店は少なかったのですが、何とか運よく屋台を見つけられました。
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東南アジアは炒め物が定番ですが今夜はカレーをいただきます。
天気はあいにくの雨でしたが、大きなトラブルもなく当初の予定通りクアラ・カンサーにたどり着くことができました。
明日はここからバスで行くことができるレンゴン渓谷の考古遺産を訪問し、クアラルンプールを目指します。
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