2022初海外旅行の出入国、憧れのペナン島ブルーマンションに宿泊【マレーシア-シンガポール】Part1

2022初海外旅行の出入国、憧れのペナン島ブルーマンションに宿泊

2022年の秋、コロナの流行によって長らく絶たれていた海外旅行への道が開けてきました。隔離制限の撤廃などにより、ワクチンを3回以上打った人の出入りがしやすくなったことで、旅人は移動がしやすくなったのではないかと思います。

海外旅行を思い立ったのは冬、ステイホームの時期に読み始めた沢木耕太郎氏の”深夜特急”に影響され、シンガポールに行ってみたくりました。

 

計画を立てる段階で、現地の交通がコロナの影響を受けているのか、観光地が開館、営業しているのか、アフターコロナの情報がまだあまりなく不安は尽きませんでした。

それでも行きたい思いが先行しペトロナスツインタワーやナイトサファリといった有名観光地のチケットを調べると結構予約が埋まっていることから判断して、渡航を決断するに至りました。

 

出入国に関してやることが少し増えました。まず、ワクチンを3回以上摂取していること。入国に関してワクチンの接種は条件に含まれないのですが、マレーシア、シンガポールとも未接種者はPCR検査証明を受けなければならないなど手続きが増えてしまいます。(2023年3月時点で、マレーシア、シンガポールとも撤廃されています。)

また、マレーシア、シンガポールそれぞれで渡航、入国前にアプリをダウンロードし、情報を事前に入力しておく必要がありました。

マレーシアではMySejahteraというアプリのインストール、情報登録が必要で、

MySejahtera (moh.gov.my)

シンガポールではMyICAというアプリをインストールしました。(2023年3月、アプリのインストールは不要、SGアライバルカードの提出は必要)

ICA | MyICA Mobile

出入国の条件は渡航時期に応じて刻々と変化していくと予想されます。渡航計画時は必ず最新の情報を大使館や各国の公式HPでご確認ください。

 

このアプリがなかなかに使い勝手が悪く、説明書を見ながら進めるので時間がかかってしまいました。

さらに、日本入国時のために、Visit Japan Webの入力も必要です。

旅行の前からいろいろと準備が増えてしまい、大変でしたがそれも全ては全世界で感染の拡大を阻止するため。大事なことなので旅行の際もその意識は徹底しておきましょう。

 

さて、出国日の朝、成田空港はいつもより人も少なく静かで寂しく感じました。

今回利用したスクートのレーンはそこそこ並んでいましたが無事発券完了。保安検査場が少し混んでいましたが、たいして並ばずに出発フロアまで来ました。

スクートは格安航空ですが、今回はピカチュウジェットでした。

実際に乗る飛行機が見えてくるとテンションも上がってきます。何より、ピカチュウジェットに乗るのは実は人生で初めてだったりします。

成田発シンガポール行きのこの飛行機はほぼ満席。時間より30分遅れて離陸しました。

ほどなくして機内食が運ばれてきます。ピカチュウのスナックのおまけつき。

実に約3年ぶりとなる国際線飛行機の雰囲気、エスニックな味の機内食に触れ、忘れかけていた海外への情熱を取り戻しました。

機内エンタメはありませんが、携帯していたタブレット端末に入れておいた映画を消費しながら7時間の空の旅を楽しみます。

16時。時間通りに熱帯の地、シンガポールに到着。アジア最大級のハブ空港でもあるチャンギ国際空港はトランジットエリアも広大で、アクティビティも非常に充実しています。

高級ブティックやシンガポール土産の店から旅人にやさしい価格帯のフードコートやコンビニ、そしてなんとトレーニングルームやプールまでそろっています。

温室にはシンガポールの植物が展示されていて、シンガポールの熱気を感じます。

蝶が放し飼いになっているのも新鮮で驚きました。

この日はチャンギ国際空港からさらにマレーシアのペナン島まで飛行機で向かいます。所要時間は1時間と短いですが到着が夜になるため、軽食を取ることにします。

後々シンガポールにも滞在するため、ここのATMで少しシンガポールドルを引き出しておきました。

空港のフードコートで食べたラーメン。非常にシンプルな味わい。

ペナン島行きのスクート航空は小型のジェットタイプ。ピカチュウジェットではありませんでした、笑。出発からわずか1時間であっという間にペナン島に到着しました。

アフターコロナの入国審査はとても緊張しましたが、検温も消毒もなし。アプリのチェックやワクチン証明書の確認もなく、パスポートにスタンプを押して終わりで、あっけなく感じました。

緊張のマレーシア入国を終え出口に向かうと、生暖かい風と強烈な湿気を肌に感じました。

ATMでマレーシアのお金リンギットを用意するのに少し手間取りましたが、無事旅の資金を手にして、エアポートタクシーでペナン島の世界遺産エリア、ジョージタウンに向かいます。

外は大雨。運転手との会話で初めて、今が雨季であることを把握しました。準備に忙しすぎてシーズンまで考慮が足りていなかったのは少し反省。

さて、暗い夜道をひた走ること30分ほどでジョージタウンの中心部にあるチョンファッツィー・ブルーマンションに到着。

この建物は”東洋のロックフェラー”と称された東南アジア財界のドン、チョンファッツィーが暮らすために建てた豪邸で、世界遺産、マラッカ海峡の歴史的都市群、ジョージタウンのシンボルとも言える観光スポットです。

暗くてもはっきりと青い壁が浮かび上がっているブルーマンション。

現在はホテルとしても営業しており、一泊一人10000円ほどで宿泊することもできます。格安貧乏旅行には向きませんが、今回は3年ぶりの海外旅行ということで世界遺産に宿泊することにしていました。

久しぶりの海外旅行で英語も鈍ってしまいましたが、拙い英語でチェックインを完了。宿泊者は気のすむまでホテル内を見学することができます。

中国風の建築ですが、どこか中東文化の雰囲気もみられる気がします。

ホテルの中まで、青尽くし。宿泊者しか立ち入れない専用エリアです。

部屋で長旅の疲れを取り、一息ついていると外の雨脚が弱まってきたようでした。

せっかくなので、来るときに見えたブルーマンションの隣にあるレッド・ガーデン・フードコートでマレーシア飯を食らいます。

広場の中央では大音響でライブが行われていて会場はヒートアップ。

東南アジアの騒がしい感じ、湿気と熱気に懐かしさを覚えました。いよいよ旅行ができる時代に戻ってきた喜びがひしひしとわいてきます。

巨大なナンをビールとともにお腹に収め、旅の始まりを祝福。

夜のジョージタウンを少し散歩したところで再びパラパラと小雨が降ってきたのでブルーマンションに撤退します。

長時間の飛行機旅の疲れを癒すため、そして明日から始まる弾丸旅行に備えるため、世界遺産ブルーマンションのふかふかのベッドに包まれました。

 

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ペナンヒルとジョージタウン散策【マレーシア-シンガポール】Part2

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マレー半島を縦断してシンガポールを目指す旅【マレーシア-シンガポール】Part0

 

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