ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群 【イギリス】 行き方と難易度

ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群

日帰り難易度★★★☆☆

ストーンヘンジは巨石群で構成された円形の構造物で、その成立は紀元前3000年にまでさかのぼるといわれています。誰が何の目的で建てたのかは未だに分かっておらず、多くが謎に包まれた世界遺産です。

ストーンヘンジに近寄ることはできず、周辺に設けられた見学路から見ることになります。また、併設の博物館では巨大スクリーンでの映像や、ストーンヘンジの歴史についての展示があります。

ストーンヘンジ近郊の都市ソールズベリはロンドンから鉄道で1時間半で、ロンドンから日帰りも可能な世界遺産です。また、電車で1時間ほどの場所には、同じく世界遺産のバース市街があります。

ソールズベリの行き方

●ストーンヘンジはロンドンの西、ウィルトーシャー州の街ソールズベリ郊外にあります。ソールズベリまではロンドンのウォータールー駅からサウス・ウエスト・トレインズで1時間半です。

バスを利用する場合、ロンドンから片道3時間ほどです。本数が1日数本と少なく、所要時間が長いことから、鉄道を利用するのがおすすめです。

●ストーンヘンジへはソールズベリ駅前から発着するツアーバスで向かうことになります。本数は1時間に1本程度です。通常ストーンヘンジの見学は事前予約性ですが、このツアーバスには見学ツアーのチケットも含まれており、予約が無くても入場が可能です。ソールズベリーからストーンヘンジへはこのバスで片道30分です。

マイカーやタクシーなど個人でストーンヘンジに直接向かうこともできますが、その場合は見学の事前予約が必要になります。

ソールズベリー駅は複数の路線が交差する乗換駅となっている。

ソールズベリ駅。向かって右手当たりからストーンヘンジ行きのバスが発車する。

ソールズベリは中世の町並みを残す魅力的な街。観光案内所付近でもバスは発着する。

2階建ての大きなバスでストーンヘンジに向かう。朝一の便は空席が目立った。

30分ほどで周囲に何もない草原の真ん中の駐車場に降ろされる。

ここがストーンヘンジのビジターセンター。ここからさらにシャトルバスで移動する。

ビジターセンターではストーンヘンジに関する展示・解説がある。

ストーンヘンジ

ストーンヘンジは紀元前3000年前に建築されたと言われる円状の巨石群です。これらの巨石は祭壇として使われたという説が有力ですが、いまだその建築目的は解明されていません。巨石は250kmも離れた遙か遠くから運ばれてきたとされており、その運送手段なども謎に包まれています。

ビジターセンターでは、チケットに記載された時間になるとシャトルバスへ呼ばれます。その後シャトルバスで5分ほどでストーンヘンジ前に着きます。丘を少し歩いて行くとストーンヘンジに到着します。

ビジターセンターで日本語の音声ガイドを渡されるので、解説を聞きながら遺跡を一周します。巨石を一周して見学は終わりなので、所要は30分前後です。見学後はシャトルバスでビジターセンターに戻り、バスでソールズベリーに帰ります。

ストーンヘンジへはシャトルバス(ランドトレイン)を使用する。

大草原の中をひた走っていく。周囲には建物が無く、風が強い。

5分ほどでストーンヘンジ前の停留所に着く。ここから少し歩く。

バスを降り整備された道を進んでいく。遠目にストーンヘンジが見えているのがわかる。

巨石に近づくことはできず、見学コースに沿ってその周囲を一周する。

石の上に巨石が乗ったトリリトンの他、倒壊した石も多数ある。

組石の高さは7mにもなり、近くで見るとかなり大きく迫力がある。

ストーンヘンジ周辺は草原なので非常に風が強く、夏でも寒い。

巨石群は紀元前3000-2000頃にかけて段階的に増築されたという。

夏至になるとこのヒール・ストーンの方向から太陽が昇る設計になっている。

 

 

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