キュー王立植物園の行き方
目次
日帰り難易度★☆☆☆☆
キューガーデンはオーガスタ妃が大規模な改築を行い、さまざまな植物を見られる庭としたことが始まりとされています。
植物園といっても園内はとても広く、運動公園のようになっています。温室や椰子園などが点在し、たくさんの種類の植物を抱えています。
ロンドン市内からのアクセスもよく、市内地下鉄ディストリクト線で30分程度で着き、日帰りで訪れることができます
キュー王立植物園の行き方
キューガーデンは地下鉄ディストリクト線でリッチモンド行きの列車に乗ります。このディストリクト線がやっかいで、途中でいろんな方面に分岐するため、乗り間違いに注意する必要があります。
駅からは正面の道を10分ほど案内に従って歩いて行くとヴィクトリア門という入り口から入場することができます。
また、テムズ川をリバーボートで移動して訪れることもできます。本数は少ないですがウェストミンスター・ピアから約1時間半の船旅でキュー・ピアに到着します。15分ほど住宅街を歩いて行くと、エリザベス門という入り口があります。
キュー方面に向かう船はウェストミンスター宮殿をテムズ川から見上げることができるので時間があれば船旅もおすすめです。

地下鉄キュー・ガーデン駅周辺。リッチモンドといえば高級住宅街である。

10分ほど歩くと大きなヴィクトリア門が見える。休日は入場に列ができるようだ。

船で来た場合、このキュー・ピアという船着き場で降りる。

高級住宅街をぞろぞろと固まって歩いて行く。15分ほど歩く。
船着き場から公園入り口は少しわかりにくいです。他にも植物園に向かう人がたくさんいるのでついて行くと良いでしょう。

暗くてわかりづらいがこちらはエリザベス門。チケットを購入して入場する。
キュー王立植物園
キュー王立植物園は、世界中のさまざまな植物を集め、巨大な研究施設としても有名です。約4万種を越える植物がエリア毎に植えられています。
見所は温室や日本庭園のある園の南側、およびキューパレスやロイヤルキッチンのある東側に集中しています。時間の無い方は南東を起点に見学すると良いでしょう。
園内を一周するキュー・エクスプローラーが定期的に運行しており、園内を1時間たらずで運行しています。チケットを購入すれば8ヶ所の乗り場で自由に乗り降りできるので利用してみましょう。

エリザベス門から入ると、結婚式場にも利用されるナッシュ・コンサーバトリーがある。

真っ赤な色合いが美しいキュー・パレス。エリザベス門から入ると歩いて10分ほど。
キュー・パレスはキュー王立植物園の中でも歴史ある建物です。王室の小さな宮殿ですが、内部を見学することができます。
窓から公園を眺めてみると、当時の王族の気分に浸ることができます。

キュー・パレス内部の一部屋。当時の生活が再現されている。

裏側にも小さな庭園が広がっており、たくさんの植物が植えられている。

テムズ川沿いの高級住宅地リッチモンドにあるため、とても静かな雰囲気である。

ロイヤル・キッチン。通称、王宮の台所には食用の植物が植えられている。

ロイヤル・キッチンの庭。作物がかわいい庭に植えられており、芸術性もある。

園内はとても広いので晴れている日に訪れるのがおすすめ。家族連れも多い。

ミンカ・ハウス。もともと日本にあった民家が移築されたらしい。人気のある建物の一つ。

ミンカ・ハウスの近くには日本付近の植物が植えられており、笹園もある。

公園の奥には大きな池がある。公園奥に売店がないので飲み物を多めに持っておくとよい。

池では水鳥が優雅に泳いでいた。水辺に生息する植物が生えている。

高さ数十メートルの樹上を歩くことができるツリートップウォークウェイ。スリルがある。

とても楽しいが人気も高く、エレベーターは行列ができていた。階段で登る方が疲れるが早い。

園内には日本庭園ゾーンがあることは結構知られている。日本語の解説もあった。

枯山水も再現されており、日本庭園としての完成度も高い。

園内には博覧会で使用された西本願寺唐門のレプリカが安置されている。

近くで見るとかなり本格的に作り込まれているのがわかる。すでに築100年を越える。

こちらは中国風の塔、パゴダ。高さは50mでビルにして20階建て相当の建築である。

キュー王立植物園の最も象徴的な建物パーム・ハウス。ヴィクトリア門から入場すると正面にある。

内部は温室になっており、熱帯地域の植物が管理されている。

ここにいるとジャングルの中を歩いている気分になる。地下は小さな水族館になっていた。

ヴィクトリア門周辺にはお土産屋や花屋もある。まさに一日中遊べるスポットである。

変わった形の建物はプリンセス・オブ・ウェールズの温室と呼ばれる施設。

中は、暑く乾燥した地域に生息する植物が中心に生育されていた。
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