ケルン大聖堂 【ドイツ】 行き方と難易度

ケルン大聖堂の行き方

日帰り難易度★☆☆☆☆

ケルン大聖堂はドイツ西部のケルン市内にあるゴシック様式の大聖堂で、完成には600年を費やしたとも言われています。

大聖堂の南塔は階段のみですが上まで登ることができ、ケルンのシンボルでもあるホーエンツォレルン橋やケルン市内を見渡すことができます。

ドイツ国内でもよく知られた観光地で、ケルン中央駅の目の前にあるためアクセスも非常に便利です。

ケルンは外国人在住者も多く、やや治安が悪い印象もあるので注意が必要です。

ケルンの行き方

ケルンはドイツ西部に位置する大きな街で、フランクフルトからはICE特急で約1時間、ライン川沿いの街、コブレンツからもICEで約1時間でアクセスすることができます。

また、ケルン中央駅はフランスのパリや・ベルギーのブリュッセル・オランダのアムステルダムなどからの国際鉄道も発着しています。

また、ケルン市内から車で15分ほどの範囲にケルン・ボン空港を有しています。

ケルン大聖堂はケルン中央駅の南西側目の前に位置しており、徒歩30秒ほどでアクセスすることができます。

ケルン中央駅。ドイツ国内のみならず、国際鉄道も発着する交通の要所でもある。

ケルン中央駅(写真左)の目の前にケルン大聖堂が鎮座している。

ケルン大聖堂

現在のケルン大聖堂は13世紀に建築が始まった後、財政難により工事が寸断されていました。建築開始から600年後の19世紀に入ってようやく完成しました。

正式名称がザンクト・ペーター・ウント・マリア大聖堂というのは世界遺産検定でも頻出の問題ですが、ケルン大聖堂の愛称で親しまれています。

高さ157m、奥行き144mという非常に大きな建物で、ゴシック様式を基調としたデザインとなっています。

日曜日はミサがあるため開館時間が昼過ぎからになる点には注意が必要です。

また、ケルン大聖堂の南塔は階段で登ることができますが、螺旋階段は非常に狭く人が多いとすれ違いながらの移動になるため時間がかかります。南塔は早朝の訪問をおすすめします。

ケルン中央駅の目の前にある大聖堂には多くの観光客が訪れている。

高さ157mのケルン大聖堂。手前の車と比較してもその大きさが分かる。

正面のファサード側が入口。平日は朝の6時から見学することができる。

近くで見ると装飾の一つ一つが細かく彫られているのが分かる。

ケルン大聖堂の礼拝堂部分。高さは40mを超え、とても大きい。

大聖堂の窓にはたくさんのステンドグラスがはめ込まれている。

祭壇と内陣部分。内陣の完成も建築開始から100年後であったという。

東方三博士の遺物が治められた黄金の棺が展示されている。

窓を大きく設計し、教会内を明るくするのはゴシック様式の大きな特徴でもある。

南塔へ登るにはいったん教会から出て、地下の入口から中に入る。

階段はとても狭く、すれ違うのに時間がかかる。朝早くの訪問がおすすめ。

道のりの途中には大聖堂の鐘も展示されている。

尖塔の頂上付近。鳥の糞や落書きが多く、意外と汚かった。

南塔からはケルンのシンボル、ホーエンツォレルン橋を見下ろすことができる。

ケルン大聖堂を上から見学することができるので、階段は大変だがおすすめ。

ケルン大聖堂は夜間もライトアップされ、幻想的な雰囲気を醸し出している。

 

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