ブリュールのアウグストゥスブルク城と別邸ファルケンルスト 【ドイツ】 行き方と難易度

ブリュールのアウグストゥスブルク城と別邸ファルケンルストの行き方

日帰り難易度★★☆☆☆

ブリュールのアウグストゥスブルク城と別邸ファルケンルストはケルン郊外の街、ブリュールにある城で、当時ローマ選帝侯でもあったクレメンス・アウグストの離宮として建設されました。

ロココ様式の美しく豪華な装飾が見どころで、なかでも吹き抜け部分の階段はロココ様式の建築家として活躍し、ドイツ紙幣のお札にもなったバルタザール・ノイマンによって設計されました。

また、線路を越えたやや離れた位置にある別邸ファルケンストは、鷹狩りを嗜むための施設として建てられました。

アウグストゥスブルク城の内部はガイドツアーによる見学のみで、時間が決められています。(ただし日本語のオーディオガイドが配布され、聞きながらツアーについて行く形になります)

また、毎週月曜日、及び冬期期間(12月~1月)は休館で内部を見学することができません。

ブリュールの行き方

ブリュールはケルン南西部にある街で、ケルンからボン・コブレンツ方面の電車で約15分ほどで行くことができます。

ブリュール駅を出ると目の前にアウグストゥスブルク城の入口があり、徒歩数分で宮殿の前につきます。

別邸ファルケンストはアウグストゥスブルク城から2kmとやや離れており、徒歩約30分ほどかかります。

冬期期間(12~1月)及び月曜日は休館日である点にも注意が必要です。

ブリュール駅。小さな駅で駅前にお店等は無い。

ブリュール駅のホームからは世界遺産のアウグストゥスブルク城が見える。

徒歩数秒でアウグストゥスブルク城の門の前に到着する。

アウグストゥスブルク城

アウグストゥスブルク城はローマの選帝侯かつケルン大司教であったクレメンス・アウグストにより建設されました。

宮殿内には様々なコンセプトの部屋があり、ロココ様式の豪華な装飾で飾られています。

内部を見学することができるのは、アウグストゥスブルク城のチケットブースから発着するガイドツアーのみです。

また、荷物はコインロッカーに預けて見学する形になります。ツアーの所要は約1時間で、日本語のオーディオガイドが貸し出されます。

オレンジ色を基調とした建物は城と言うよりも宮殿に近い。

向かって右手側の建物にチケットブースがあり、ツアーがスタートする。

ロココ様式の宮殿は、クレメンス・アウグストの夏の離宮として建てられた。

アウグストゥスブルク城内は写真撮影が禁止されています。内部の様子は下記公式HPをご参照ください。

アウグストゥスブルク城公式HP(英語)

宮殿の周囲を囲むバロック様式の庭園も美しい。

シュロス庭園から見たアウグストゥスブルク城。

別邸ファルケンルスト

アウグストゥスブルク城の別邸に当たるファルケンルストは、宮殿から約2km離れた草原地帯に建てられました。

鷹狩りを行うための施設として建設されており、鷹を飼育する施設や馬小屋などが併設されています。

また、ファルケンルストはアウグストゥスブルク城よりも小さいながらも、内装は豪華な装飾が施されています。

アウグストゥスブルク城からは約2km離れており、片道徒歩30分ほどかかります。

こちらはガイドツアーのような物は無く、内部は自由に見学することができます。

シュロス庭園を抜け、林の中を線路方面に向かって歩く。

川を越える橋を渡ると、ファルケンルストまで並木道が続く。

並木道をひたすら歩く。片道約30分、往復で1時間は歩くことになる。

道中は何もなく、ただ並木道が続くのでやや退屈。

歩くこと30分で並木道の突き当たりにようやく別邸が見えてくる。

ファルケンルストは鷹狩り用の別邸なので、ひっそりとした林の先にある。

右手側の入口から入場する。内部は自由見学だが撮影は禁止である。

 

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