タラゴナの遺跡群 【スペイン】 日帰り難易度と行き方

タラゴナの考古遺跡群の行き方

日帰り難易度★★☆☆☆

タラゴナはカタルーニャ地方に属しバルセロナからのアクセスも良い街です。ローマ人によって紀元前に開拓されたこの町の各所には当時のさまざまな遺跡が残っています。

街の散策は駅から徒歩10分ほど歩いたランプラ通り周辺です。城壁に囲まれた旧市街内部にカテドラルや遺跡などの見所が集中しています。

タラゴナの行き方

タラゴナはバルセロナの南西部に位置しています。鉄道の本数も多くアクセスがしやすいです。片道1時間程度であるためバルセロナからの日帰りも可能です。

ただし、タラゴナには2種類の駅があることには注意が必要です。タラゴナ駅は街の中心に近い場所にありますが、高速鉄道の駅カンプ・デ・タラゴナ駅は街からかなり離れた場所にあります。

バスの本数も少なく、タクシーで30分程度の場所にあるので逆に手間がかかってしまう恐れがあります。

タラゴナ駅。海沿いに面しており、大きな港が広がっている。

タラゴナ駅前。ここから遺跡群までは上り坂を20分程度歩く。

タラゴナの考古遺跡群の行き方

タラゴナは紀元前3世紀ほどに作られた町が起源となっています。町中に遺跡が点在していますが見所は海岸沿いに位置する円形闘技場と、王の居城ともなっていたプレトリです。どちらも市内中心部に位置しています。

町中は上り坂が多くて少し疲れる。行きだけ市バスやタクシーを使うのも手である。

町の中心部のランブラ通り。地中海のバルコニーと呼ばれる展望スペースからは海が見渡せる。

円形闘技場

タラゴナの海岸沿いに位置している大きな遺跡です。1世紀に建築が行われ剣闘士の戦いが行われていました。2000年近くの間海風にさらされながらも、綺麗な保存状態で存在します。

実際に舞台に降りることもでき、剣闘士になったような気分を味わうことができます。階段の上り下りが多いため、気になる方は注意が必要です。

タラゴナの円形闘技場は海岸沿いにある。海風がとても強い。

入り口でチケットを購入する。バルセロナから近いため、観光客も多い。

ローマ時代には剣闘士や猛獣の戦いが行われていた闘技場。とても大きい。

円形闘技場は実際に舞台に降りることもできる。剣闘士になった気分を味わえる。

遺跡自体も2000年近い歴史があるが保存状態がとても良い。

闘技場に猛獣類を直接運べるように海に近い位置に建てられたという。

客席の多さが、当時の剣闘士の人気をうかがわせる。15000人もの人が収容できた。

タラゴナの司教がここで処刑されたため、内部に教会が建てられている。

プレトリとシルクローマ

プレトリとシルクローマは円形闘技場から丘を少し登った場所にあります。王の居城として使われたプレトリや、円形闘技場シルクローマの長い通路は一見の価値があります。

こちらもタラゴナを代表するローマ遺跡の一つと言えるでしょう。円形闘技場との共通チケットもあります。出入り口が2ヶ所あるため、誤って出てしまわないように注意しましょう。

円形闘技場から近い場所にある。花で世界遺産の模様がかたどられている。

チケットを購入して入り口を通ると大きな遺跡が目の前に広がる。

圧巻の通路。アーチ状に重ねられたレンガはローマ建築の大きな特徴。

トンネルを抜けると王の居城プレトリが目の前に姿を現す。

シルクローマの地下通路ずっと奥まで続いており、行き止まりまで歩くことができる。

プレトリの周りには住宅やビルが建っている。ローマ遺跡は現代建築と遜色ない高さである。

プレトリの内部は博物館の様になっており、ローマに関する展示がある。

プレトリの屋上は展望台になっており、ローマ遺跡の全景を見下ろすことができる。

旧市街方面にはカテドラルが見える。この日は霧雨と海からの風で霧がかかった。

海岸沿いには円形闘技場がある。ここから闘技場へは歩いて15分ほど。

カテドラル

着工から完成まで300年近い年月を費やした大聖堂です。内部はとても広くなっています。礼拝堂のゴシック様式や回廊のロマネスク様式、小部屋のイスラム風の装飾などあらゆる建築様式が混在しています。

遺跡群からは少し離れた丘の上にあり、市街地を抜けて20分ほどの場所にあります。傾斜の大きい坂や階段があるので注意が必要です。

細い路地は交通量が意外と多いので危ない。車のスピードも速い。

階段を上った位置に大きなカテドラルの入り口がある。

ロマネスク様式の大きなファサードが目印。外装はシンプルである。

内部は重厚な柱に支えられたゴシック様式。奥行きがとても広い。

明るく、開放感にあふれる造りをしている。小部屋がたくさんあり、とても広い。

精巧な祭壇部分の装飾。サンタ・テクラの生涯が描かれている。

回廊部分のアーチはロマネスク様式だが、中庭の窓枠はイスラム風である。

回廊に面した小部屋にはいくつかイスラム様式の天井が見られる部屋がある。

回廊の中庭は花が植えられておしゃれな雰囲気になっている。

建築年数が長かったため、複数の様式が混在した建物になっている。

 

次の世界遺産へ

バレンシアのラ・ロンハ・デ・ラ・セダ 【スペイン】 日帰り難易度と行き方 / No.40

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バルセロナのカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院 【スペイン】 日帰り難易度と行き方 / No.38

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4 件のコメント

  • タラゴナの情報を求めてたどり着きました。
    タラコビバ(5月4日〜19日)と古代ローマの遺跡を見に行くつもりです。
    旅行記は多いのですが、必要としている情報は多くありません。
    こちらの記事で、やっと納得(と言っていいのでしょうか)できました。
    ありがとうございます。

    追伸:Tarraco Viva は、例年5月後半日曜から15日間行われていましたが、
    今年は前半に移動していて、びっくりしました。

    • お役に立てれば幸いです。
      確かに、マイナーな観光地は情報が少なくて大変ですよね。
      もっと有益な情報をたくさん発信していけたらと思っています。

      耳寄りな情報ありがとうございます!タラゴナは再訪したいので参考にさせていただきます。

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