姫路城 【日本】 行き方と難易度

姫路城の行き方

日帰り難易度★★☆☆☆

姫路城は日本で初めて誕生した4つの世界遺産のうちの1つです。

戦国時代に建てられた姫路城は一度も戦場となることがなく、一国一城令や廃条例といった政策を乗り越え美しい姿を保っています。

姫路は兵庫県にあたります。大阪や京都からは新幹線でアクセスすることができます。また、姫路城は駅から近い位置にあるため比較的アクセスしやすいです。

姫路城の行き方

姫路城は山陽新幹線が停車するJR姫路駅から1km程のところにあり,駅からもその容貌がうかがえます。

駅から歩いて15分程で内堀に沿った大きな道路が見え,それを渡って大手門をくぐると姫路城公園に入ります。

車で行く方はこの道路に面した駐車場を利用するとよいでしょう。台数は多いものの込み合いますので早めの到着がお勧めです。

姫路駅には新幹線も停車する。北口から出るとバス乗り場がある。

大手門駐車場が最もアクセスが良い。駐車場から姫路城が見える。

城は堀で囲まれており、橋を渡って公園内に入る。

外壁の外に水が張られており、天気の良い日は船も運行する。

大きな門をくぐると姫路城公園。ここは夜間も解放されており、無料で通ることができる。

門をくぐると眼前に雄大な白鷺城がたたずんでいる。

姫路城公園から見た姫路城。チケット売り場と入り口は向って左手側にある。

姫路城

姫路城は江戸時代初期に建造された日本でも数少ない現存する城です。羽柴秀吉や池田輝政ら歴代の城主によって改築が重ねられてきました。

みどころはもちろん天守閣ですが、麓には”播州皿屋敷”でも有名なお菊の井戸や西には千姫の暮らしていた百間廊下もおすすめです。

広い公園を進むとチケット売り場です。そこから順路に沿って天守閣を目指します。チケット売り場で並ぶことはありませんが、天守閣へ登る場合混雑時は行列ができます。

また、姫路城は閉館時間が16時(夏季のみ17時)とやや早いのも特徴です。朝一番での入場がおすすめです。

チケット売り場。券の購入にはそれほど時間はかからない。

人の流れが途絶えることはなく、人気の程がうかがえます。

坂を上り門をくぐると小さな広場に出る。混雑時はここから天守まで並ぶ。この日は2時間待ち。

ヘアピンカーブのように折れ曲がる坂道や、道幅が段々に狭まる箇所もある。馬に乗った敵兵が一気に攻めのぼれないようなしくみ。

右側の壁にある四角や三角の窓は狭間といいます。ここから外の様子をうかがうのでしょう。

城の入り口までには,このような門を何か所かくぐります。瓦の形がおもしろい。

5分ほど道なりに登っていくとようやく城の麓に着く。体力に自信の無い人はややきついだろう。

城壁にある姥ヶ石。姫路城建築時、石不足に悩まされたが、城下の貧しい老婆が自身の石臼を寄進したという伝説が残る。

いよいよここから城の中へ入る。この先で靴を脱ぐので準備をしておくと良い。

城内

外から見る姫路城は白くてとてもきれいですが,城という実用目的に建てられた建造物ですから,城内は一部の取っ手を除いて装飾はなくシンプルなつくりです。

城の1階はかなり広いのですが,窓がなくかなり暗い感じがしました。

ここから一階ずつ階段を使って登っていきますが、上方ほど部屋が狭く人が多くて混雑します。人の多い日は上の人が降りてくるまで登れないといった入場規制がかかり、見学には時間がかかります。

入場した場所は”地下1階”。城は石垣部分は地下という数え方をする。城主などが待機していた場所。

石垣から上の1階部分からは窓があるため明るくなる。この日は大型連休なので朝から混雑。2階,3階と狭くて急な階段を上がっていくにつれて,床面積は小さくなっていきますが,窓は大きく明るくなっていきます。

2階以降は城内に様々な見所がある。ここは武具掛け。壁一面に槍がかけられるようになっていたものと思われる。

天守閣まではたくさんの階段を上ることになる。階段は木製なので滑りやすい。

1階から天守閣までを貫く柱(心柱)が2本か通っている。真ん中が心柱。この柱は昭和の大改修で取り換えたもの。これはど長い1本のまっすぐな木はみつからず、3階で継ぎ足しています。もう1本のほうは、建築時のままの1本の木からなっているそうです。

階段の中には通るスペースがとても狭いものもあるので注意して登る。

午前中からこの混雑ぶり。週末に行く人は朝早くの訪問がおすすめ。

城内の防衛の仕掛けも面白い。これは石打棚で、兵士が登って応戦する場所。

城内には通路が張り巡らされ、迷路のようになっている。

3階,4階には武者隠しという武者が隠れる秘密の納戸のような部屋がつくられています。外からはわかりません。

たくさんあります。姫路城でのいくさはなかったそうですから,使われることはなかったかもしれません。

宮本武蔵が妖怪退治を行ったとされる屋根は帰りの順路で見られる。

武蔵の妖怪退治の舞台。姫路城には姥ヶ石や妖怪退治、お菊の井戸など怪談話や伝説が多い。

天守閣には小さな社がある。部屋は狭いので休日は大混雑。

西の丸が見えます。かつては限られた人物しか見ることができなかった景色。

天守閣から姫路駅方面を見たものです。遠くには瀬戸内海が見える。

しゃちほこも目の前に見えました。歴代のちゃちほこや、心柱も外の展示施設にありました。

小天守

姫路城を順路通りに進むと、2階付近で付属の小天守に向かいます。こちらも改修されたものの建築当初の面影を残す部分です。

内部は博物館のようになっており、歴代の城主や修復の歴史など、姫路城に関する知識を学ぶことができます。

大天守と東小天守はこのように内部で直結している。

内部は博物館になっており、貴重な資料が展示されている。

小天守から見た西の丸。石垣を含めず3階建て部分なので小天守からの眺めも良い。

姫路城内部は西小天守とも繋がっている。

備前丸・二の丸

備前丸は姫路城のちょうどすそ部分にあたります。ここからは美しい姿の姫路城を間近で眺めることができます。

順路に沿って進む場合は天守閣の見学を終えると備前丸に出るため、見学後の合流地点に最適です。また、備前丸まではゆるやかな坂道となっており、車いす等でここまで上がってくることもできます。

二の丸には階段で有名なお菊の井戸などがあります。天守にはありませんが、トイレはここにあります。

備前丸から見上げた姫路城。白鷺城の別名がふさわしいほど美しい。

備前丸も大きな広場である。ドローン撮影は禁止となっている。

ここを下っていくと二の丸にでる。

敵の侵入を防ぐよう狭い道が迷路のように続いている。

姫路城は狭間(さま)も有名。弓矢や鉄砲を使用するための穴である。

姫路城のお膝元には怪談で有名な”播州皿屋敷”のお菊の井戸がある。

現在は完全に閉鎖されている。夜には訪れたくない場所である。

2の丸の門。ここには歴代のしゃちほこのレプリカが展示されている。

じっくり観察すると時代ごとに異なっておりそれぞれ特色がある。

ここはるの門で、三国堀に出る近道。目立たないように造られた通用門。

西の丸

「白鷺城」という愛称のとおり、美しい容貌は日本だけでなく多くの人を魅了するようです。西の丸の中庭のあたりから見る姫路城の眺望は、全体の構造がよくわかります。

西の丸は城主が本多忠政に移ってから拡張された部分で、彼の妻”千姫”が住んでいた化粧櫓や百間廊下があります。

天守閣付近と比べると観光客の数は大きく減るので比較的余裕を持って見学することができます。

入口から西方面のゆるやかな坂を登っていく。

綺麗に整備された庭園、西の丸公園が広がります。ここにはトイレやベンチもあります。

西の丸公園からみた姫路城。人も少ないのでゆっくり見学できる。

西の丸公園は名前の通り長い百間廊下に囲まれている。

内部は博物館のようになっており、さまざまな展示物がある。

百閒廊下。向かって左側に堀があり,右側には部屋があります。

西の丸は,城の西側の内堀に沿って建てられています。細長い中2階のようなつくりになっていて,堀側は百閒廊下という名称の長い廊下になっています。

堀側は窓が少ないため薄暗いですが部屋のあるほうは,中庭に面していて、城郭を望むことができます。

姫路城の天守閣まで登る人はとても多かったのですが,西の丸はそれほど観光客は多くありませんでした。天守閣の人混みで疲れた人には特にお勧めです。

千姫が居住していたという部屋で,それを模した展示がありました。左の障子の外はすぐ中庭で、城の本丸を望みながら暮らしたことでしょう。

夜の姫路城はライトアップされていました。

闇夜に浮かび上がる世界遺産、姫路城。足下が暗いので歩く際は注意。

 

次の世界遺産へ

石見銀山遺跡とその文化的景観 【日本】 日帰り難易度と行き方

前の世界遺産へ

ローマ帝国の国境線 (ハドリアヌスの長城) 【イギリス】 日帰り難易度と行き方

本サイトで紹介する情報は筆者の訪問当時の現地情報となります。実際に行ってみて変更や意見等がございましたら、コメント等でお知らせいただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

また、本サイト内の記述、画像、写真の無断転載・転用を禁止します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です