カセレス旧市街 【スペイン】 行き方と難易度

カセレス旧市街の行き方

日帰り難易度★★★☆☆

カセレスはセビーリャとサラマンカの間にある小さな町です。城壁に囲まれた赤土色の旧市街全体が世界遺産に指定されています。古くから公益の中継地として栄え、様々な文化的背景を含む点が評価されました。

カセレスの行き方

カセレスはポルトガルとの国境近くに位置し、アクセスしにくいのが難点ですが、鉄道駅が町の外れに有り、マドリッドやセビーリャから鉄道で向かうことができます。

マドリッドからは直通バスで4時間ほど、セビーリャからは鉄道で5時間前後かかります。ローマ遺跡で有名なメリダからは鉄道で1時間程度で向かうことができるので、併せて旅程を組むとよいでしょう。

カセレス旧市街へは駅から歩いて30分ほどです。途中上り坂もあるのでタクシーや1番のバスを使うのも手です。

カセレス駅。小さい駅だが、マドリッドやセビーリャに向かうことができる。

駅前の歩道橋を渡って北の新市街に向かってまずは歩いて行く。旧市街までは歩いて30分ほど。

新市街は飲食店も多く建ち並び、栄えている。

大きな道沿いにまっすぐ進んでゆくと緑の歩道が見える。

突き当たりを進んでいくと上り坂が続く。この丘の上が旧市街に当たる。

探索の起点となるマヨール広場。ここにバスも停車する。右に見えるのが星の門。

カセレス旧市街は古来より交易によって栄えた町であり、特に銀の道と呼ばれるサラマンカとセビーリャを結ぶ南北の交易路の中継地でした。

それ故に防衛拠点としての側面も強く、町全体は城壁に囲まれています。様々な文化が混合しているのもこの町の特徴です。見所は旧市街の正面入り口に位置する星の門と城壁、街の中心の歴史あるサンタ・マリア教会、アラブ式の貯水槽が残るカセレス博物館などがあります。

星の門

町の入り口にそびえている大きな門。防衛の要となっていたこの門は城壁とつながっており、上を歩くこともできます。名前の由来となっている星の紋章は門の裏側の上部に小さく着いています。

星の門の正面。近くで見ると堅固な門であることがうかがえる。

門の上も歩くことができる。後ろには旧市街が広がっている。

星の門の裏側。星のオブジェとマリア像が配置されている。

ブハコの塔

旧市街の入り口、星の門の横に鎮座している大きな塔がプハコの塔です。この塔には登ることができ、眼下に広い草原を眺めることができます。また、旧市街の立つ丘全体を見ることができる数少ないスポットです。

ひときわ目立つプハコの塔。要塞としての機能を果たしていた当時の様子が思われる。

プハコの塔のチケットで星の門も歩くことができる。

サンタ・マリア教会

町の中心部には歴史あるカテドラルが構えています。中心付近にいくつかカテドラルがあるので紛らわしいのですが、由緒正しきカテドラルは階段の下にある建物です。石造りの立派な建物で、内部はひんやりとしていて荘厳さを感じます。

赤茶色のカセレス旧市街。中心部に構えているのがサンタ・マリア教会である。

飾り気のなくこぢんまりとした教会。入り口はこの建物左手にある。

石造りの柱にアーチ状の天井はロマネスク様式を彷彿とさせる。

室内に光をふんだんに取り入れて明るさを追求するゴシック様式も見て取れる。

スペイン特有のプラテレスコ様式の祭壇。細かな装飾が施されている。

鐘楼に登ることができ、上から旧市街を見下ろすことができる。

カセレス博物館

カセレス博物館にはローマ時代の発掘物や、この地の民族衣装などが展示されています。シエスタの時間が15:00~17:00と長く、訪れたい場合には注意が必要です。シエスタ後の開館時間中は入館料が無料になります。見所は博物館の地下にある貯水槽で、11世紀のものが残っています。

カセレス旧市街は石畳と赤茶色の家が続く。博物館は町の上の方にある。

大きな時計のある教会が目印。この道を右に進むと小さな博物館がある。

博物館の地下にある貯水槽。このあたりはとても涼しい。

1000年近く前の時代の物だが、きれいに保存されている。

 

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