世界遺産検定1級 過去問 一問一答1000問(800/1000) 【基礎知識50①】

世界遺産検定1級 過去問 一問一答1000問(800/1000) 【基礎知識50①】

この記事では筆者が集めた世界遺産検定過去問記事から2010年-2017年の試験を参考に出題傾向を分析し、一問一答形式で自作しました。参考までに出題年を記載していますが、全文がこのまま出題されたわけではありません。

4択問題を無理やり一問一答形式にしたことで、出題がやや不自然になった問題もあります。コメント等で指摘してくださるとうれしいです。

 

1.人間と生物圏計画の英文略名は?2011

MAB計画

 2.MAB計画は環境資源の( )な利用と環境保全の促進を目的とする。2015、2017

持続可能

3.世界遺産条約は、MAB計画の生物圏保存地域からコア・エリア、バッファーゾーンの概念を援用しているが、コア・エリアの概念にあたる世界遺産登録区域の名は?2013、2015

プロパティ

4.生物圏保存地域は、核心地域、緩衝地帯、( )の3つのエリアからなる。2010

移行地帯

5.2008年の世界遺産委員会では、世界遺産登録までの手順などを改善する( )が示され、2015年に採用が決まった。2022

アップストリーム・プロセス

6.アテネ憲章がヴェネツィア憲章と決定的に違うのは、修復のときに( )な技術と材料の使用を認めている点である。2012、2013、2014、2015、2017、2022

近代的

7.世界遺産の判断基準のひとつの完全性を証明する条件として、適当な( )が確保されていることなどが挙げられる。2016、2013

大きさ(広さ)

8.文化的景観の意匠された景観とは、庭園や( )、宗教的空間など人によって意図的に設計された景観のことである。2016

公園

9.ヴェネツィア憲章の原則に基づいて設立された機関は?2014

ICOMOS

10.ヴェネツィア憲章では、修復のときは科学的・考古学的・( )学的な検証が必要とされている。2015

歴史 

11.ヴェネツィア憲章では、修復のときは( )の工法と素材を尊重するとある。2012

建設当時

12.ヴェネツィア憲章では、修復のとき伝統的な技術が( )な場合は近代的技術を用いることがあるとある。2012

不適切

13.ヴェネツィア憲章では、修復のとき不可避な追加工事があった場合は( )することとある。2022

明示

14.完全性を担保するには、遺産の重要性を示す特徴を( )なく代表するために適切な( )が確保されているかも重視される。2013

不足、大きさ

15.完全性を証明する条件のひとつに、開発または管理放棄による( )の影響を受けていないというのがある。2014

16.完全性で求められることのひとつに、文化遺産では、遺産の劣化が( )されていることとある。2022

コントロール

17.危機に直面している世界遺産は危機遺産リストに登録され、保護、修復の対象となる。このとき、保有国とともに適切な保全計画を作成する手助けをする機関は?2011

世界遺産委員会

18.危機遺産リストへの登録基準は、文化遺産と自然遺産で( )。2017

分かれている(違う)

 19.文化遺産・自然遺産の両方に適用される危機遺産リストの登録基準2つは?2012、2013、2014

確定された危機、潜在的な危機

20.危機遺産登録条件のひとつに危機の脅威が人間の関与によって( )可能であることがある。2017、2022

改善

21.危機遺産リストに記載されている自然遺産のうち、9割弱の遺産で登録基準( )が認められる。2016

(ⅹ)

 22.危機遺産リストの登録基準のひとつに、( )の勃発あるいはそのおそれという項目がある。2017、2022

武力紛争

23.グローバル・ストラテジーが採択された狙いは、世界遺産リストの( )を是正し信頼を回復するというものである。2012

不均衡

24.グローバル・ストラテジーは、正式名称を、「( )における不均衡の是正及び代表制、信頼性の確保のためのグローバル・ストラテジー」という。2013

世界遺産リスト

25.グローバル・ストラテジーでは、世界遺産をもたない国や地域からの登録を( )している。2013

強化

26.グローバル・ストラテジーは、当初( )遺産を想定していたが、自然遺産や複合遺産も対象になった。2022

文化

27.次の憲章や宣言を採択された年の古い順に並べると?2016

      A 文化財の不当な輸入、輸出及び所有権譲渡の禁止並びに防止の手段による条約

   B 世界遺産に関するブタペスト宣言

   C 世界遺産に関するボン宣言

   D ヴェネツィア憲章

A→D→C→B

28.顕著な普遍的価値の定義を明記したものは?2014、2016

世界遺産条約履行のための作業指針 

29.顕著な普遍的価値とは、人類全体にとって( )な発展に向けた重要性をもつような傑出した文化的意義や自然的な価値を意味する。2016

持続可能

30.TICCIHが産業遺産の定義などを行った2003年採択の憲章は?2016

ニジニータギル憲章

31.1972年の国際連合人間環境会議で国際社会が初めて取り組んだテーマは、開発問題と( )である。2016、2014

環境保全

32.文化遺産と自然遺産が共通の登録基準にまとめられた年は?2015、2011

2005年

33.近年、( )関連遺産の登録が増えているのは、世界遺産リストの不均衡是正の方針に沿っているためである。2016

産業

34.世界遺産登録のための暫定リストの提出先は?2011

ユネスコ世界遺産センター

35.暫定リストは、登録推薦を行う( )年前までに提出しなければならない。2013

36.自然遺産の定義のひとつは、無生物または生物の生成物・生成物群からなる特徴のある自然の地域であって、( )の観点から、顕著な普遍的価値を有するものである。2017

鑑賞上もしくは保存

37.自然遺産の定義のひとつは、自然の風景地及び( )地域であって、自然科学、保存もしくは美観の観点から、顕著な普遍的価値を有するものである。2022

区域が明確に定められている

 38.シリアル・ノミネーションやトランスバウンダリー・サイトは、将来的には。道に沿って点在している物件を( )から( )へという方向性で登録していく可能性を示している。2011

点、面

39.シリアル・ノミネーション・サイトの作業指針のひとつに、同一の歴史・( )群に属するものとある。2022

文化

40.シリアル・ノミネーション・サイトで大陸を越えて登録されるときの名は?2012

トランスコンチネンタル・サイト

41.真正性の捉え方を見直して、自然環境や文化・歴史的背景に応じて遺産の保存、修復をすべきとした1994年に採択された文書は?2015、2012

奈良文書

42.奈良文書で、真正性は( )と( )などに即して解釈・検討されるようになった。2022

自然条件、文化・歴史的背景

43.ブタペスト宣言では、世界遺産の顕著な普遍的価値を守る戦略目標( )が示された。2022

4つのC

44.生物多様性の登録基準は?2010

(ⅹ)

45.世界遺産委員会は締約国から選ばれた21カ国によって構成され、任期は( )年、2年に一度のユネスコ総会で( )カ国が改選されるが、多くの国に経験をもたせるため( )年で交代するのが望ましいとされている。2010

6、7、4

46.世界遺産委員会は、世界遺産リストへ登録推薦された遺産について審議を行い、4段階で決議を行うが、その4段階は?2012、2013、2014

登録、情報照会、登録延期、不登録

47.世界遺産委員会は、正式名称を顕著な普遍的価値を有する文化遺産及び自然遺産の保護のための( )という。2013、2022

政府間委員会

48.世界遺産委員会の3つの諮問機関の略称は?2013

ICCROM、ICOMOS、IUCN

49.世界遺産委員会の決議の情報照会は、( )し、審査が受けられる決議である。2013

次回の世界遺産委員会に再提出

50.世界遺産委員会の決議の登録延期は、推薦書の本質的な( )が必要とされる決議である。2014

改定

 

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