世界遺産検定準1級 過去問 予想問題 一問一答 Part.7 【中央アジア①】

世界遺産検定準1級 過去問 予想問題 一問一答 Part.7 【中央アジア①】

2024年に新設された2級と1級の中間にあたる”準一級”。さらに同2024年には1級のテキストが3冊に増え、分量がますます膨大になりました。このことから、1級は大幅な難化が予想されます。

一方で、2級から1級への橋渡しに当たる準一級は700世界遺産からの出題となります。今年新設されたため過去問がまだありませんが、旧1級と同じような傾向で、700遺産に絞ったものが出題されると考えています。

そこで、この記事では筆者が集めた世界遺産検定過去問記事から2010年-2017年の過去の1級試験を参考に出題傾向を分析し、700世界遺産に該当するもののみをピックアップして一問一答形式で自作しました。

4択問題を無理やり一問一答形式にしたことで、出題がやや不自然になった問題もありますが受験勉強にお役立てください。

 

1.スリランカ南部のゴールは、海の( )の中継地点として古代から栄えた町である。

シルク・ロード

2.スリランカ中部のシーギリヤは、5世紀後半にシンハラ王国の王( )が岩山に建設した要塞を中心とする古代都市遺跡である。

 カッサパ1世

 3.紀元前3世紀に、スリランカ北部のアヌラーダプラにマハーヴィハーラ寺院を建立し、スリランカ仏教の基礎を築いたインドの仏僧は?

 マヒンダ

 4.バングラデシュ南部のシュンブルドンには世界最大規模の( )林がある。

 マングローブ

5.バングラデシュ南部のバゲルハットは15世紀前半にトルコ系の武将( )によって建設された多くのモスクが残る都市遺跡である。

 ハーン・ジャハーン・アリー

 6.14世紀に最盛期を迎えたネパールのマッラ朝は17世紀までにカトマンズ、( )、バドガオンの3つの王国に分裂した。

 パタン

7.旧王宮やタレジュ寺院、マハデバ・チャイチヤ寺院などの20棟以上の寺院や館がひしめいているカトマンズの広場は?

ダルバール広場

8.ネパールの世界遺産サガルマータ国立公園は標高8848mの世界最高峰のサガルマータを中心としている。山頂付近にあるアンモナイトなどの海洋生物を含む層は?

イエロー・バンド

9.ネパールの世界遺産チトワン国立公園は、不法移住、森林伐採、動物の乱獲、( )撲滅のため大量の農薬散布などで、自然破壊が進み森林や野生動物が激減したので、それを止めるためネパール初の国立公園になった。

マラリア

10.モンゴル高原を流れるオルホン川の流域には、13~14世紀のモンゴル帝国の首都( )の遺跡などが残る。

カラコルム

11.モンゴルの世界遺産ダウリアの景観群の草原や森林、湖、湿地には、マナヅル、ノガン、( )カモメ、サカツラガンのような絶滅の危機にある渡り鳥が生息している。

ゴビズキン

12.仏教窟にはストゥーパを安置するチャイティア窟と、僧侶たちが居住する( )窟があるが、ムンバイの北東360kmにある世界遺産アジャンターの石窟寺院群の多くは( )窟である。  2か所の空白には同じ語が入ります

ヴィハーラ

13.グレート・ヒマラヤ国立公園保護地区は、ヒマラヤ山脈の生物多様性のホットスポットの一部であり、( )やジャコウジカなどの希少な動物が生息する。

ハイイロジュケイ

14.インドの世界遺産ケオラデオ国立公園の9割を占める沼沢地は、19世紀にマハラジャが( )を築き狩猟場として整備したものである。

堤防

15.インド北部アーグラにあるタージ・マハルは、ムガル帝国5代皇帝( )が産褥熱により亡くなった愛妃のために建設した霊廟である。

シャー・ジャハーン

16インドの世界遺産マナス野生動物保護区には、絶滅したと思われていた世界最小のイノシシである( )や、美しい毛をもつゴールデンラングールなどの希少動物が生息している。

コビトイノシシ

17.アーグラ城は、ニューデリーの南200kmにあるムガル帝国の都アーグラに、3代皇帝( )が1556~1573年にかけて建設した城塞である。

 アクバル

 18.世界遺産インドの山岳鉄道群には、( )鉄道、ニルギリ鉄道、カールカ・シムラー鉄道の3つの鉄道が登録されている。

 ダージリン・ヒマラヤ

19.インド西部のエローラーには、仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教の3つの宗教の石窟寺院が並んでいる。この中で最大なのは、ヒンドゥー教窟の( )である。

カイラーサ

20.インド北東部にあるカジランガ国立公園は、( )の最大の保護区である。

 インドサイ

21.インド第2の高峰ナンダ・デヴィ山は、女神( )が住む聖地とされている。

 ナンダ

 22.インドの世界遺産ジャイプールのジャンタル・マンタル‐マハラジャの天文台にある巨大な日時計の名は?

 サムラート・ヤントラ

23.インドの世界遺産テランガナ州にあるカカーティヤ時代のルドレシュワラ(マラッパ)寺院を築いたカカーティヤ時代の領主は?

レチャーラ・ルドア

 24.デリーのフマユーン廟は( )様式を導入した初のイスラム廟建築である。

ペルシア

 25.インドの世界遺産ナーランダ・マハーヴィハーラの遺跡群のナーランダはインドにおける最古の( )であり、800年もの間、知の伝達所として機能した。

 大学

 26.インド西海沿いある西ガーツ山脈は、熱帯にありながら高山森林の生態系を有する、代表的な( )気候の特徴がある。

 モンスーン

27.インドの世界遺産ファテープル・シークリーのモスク地区にある街のシンボルである門は?

 ブランド・ダルワーザ

28.インドの世界遺産ラジャスタン州のジャイプール市街はラージプート諸国の1つアンベール国のマハラジャ( )によって18世紀後半に作られた。

 サワイー・ジャイ・シング2世

 29.パキスタンの世界遺産ラホール城とシャーラマール庭園のシャーラマール庭園は、シャー・ジャハーン帝が1642年ラホール郊外に造営した典型的な( )庭園である。

 ペルシア式泉水

30.モヘンジョ・ダーロには、都市計画に基づく街路、建築物、下水網などが整備されていたが、王宮や墓陵、神殿などはなかった。これは、強大な( )が存在しなかったためである。

 権力者

31.アフガニスタンの世界遺産バーミヤン渓谷の文化的景観と古代遺跡群の遺跡群からは、バクトリア固有の芸術や宗教が、インドやギリシャ、ササン朝ペルシアなどの文化と融合して、( )美術へと変遷していく。

ガンダーラ

32.世界遺産バーミヤン渓谷の文化的景観と古代遺跡群の遺跡群のなかでは、4~5世紀に建てられたと伝わる2体の( )が最も有名である。

 摩崖仏

33.世界遺産バーミヤン渓谷の文化的景観と古代遺跡群では、2001年アフガニスタンを制圧した( )政権が大仏を跡形もなく破壊してしまった。

 タリバン

34.イランの世界遺産イスファハーンのマスジェデ・ジャーメでイスファハーンの2万㎡におよぶ敷地の建造物群はスラム初期の建築様式をベースにもつが、セルジューク朝時代には( )と呼ばれる建築様式を最初に採用した。

イワーン

35.イランの世界遺産イスファハーンのマスジェデ・ジャーメでミラーブの前方に位置する南側のドームは、セルジューク朝の宰相( )が建てたものである。

ニザーム・アル・ムルク

36.世界遺産イランのアルメニア教会修道院群は、イラン北西部にある( )、聖ステファノス修道院、ゾルゾルの聖マリア聖堂からなる。

 聖タデウス修道院

37.テヘラン歴史地区の中心部にあるゴレスタン宮殿は、18世紀末に成立した( )朝時代の最高傑作とされる。

カージャール

38.イランの世界遺産シューシタルの歴史的水利システムでは、現在でも( )運河は水を供給している。

ギャルギャル

39.テヘランの北西300kmにあるソルターニーイェは、( )国の首都として発展した都市である。

 イル・ハン

40.イランの世界遺産タフテ・ソレイマーンは、3世紀にササン朝が開かれゾロアスター教を国教としたとき、国家的な祭祀を行った( )として、多くの巡礼者が訪れた。

 拝火壇

41.イラン南部のバムは、ササン朝ペルシア時代の城塞都市である。街の中心のアルゲ・バムを囲む全長2kmの城壁は( )でできている。

 日干しレンガ

 42.イランの世界遺産ペルシアのカナートはイランの乾燥地帯に古代より農業と定住をもたらした、( )システムである。

 地下灌漑水路

43.イランの世界遺産ペルシア庭園は9カ所の庭園である。( )教が重視した空、大地、水、植物の4つの要素で構成されている。

 ゾロアスター

44.イランのザグロス山脈の過酷な環境の下、紀元前3000年ころからこの地に住むクルド民族のホーラミ人の半農半牧の生活の文化的伝統を示す世界遺産はホーラマン/( )の文化的景観である。

ウラマナト

45.メイマンドは、イラン中央山脈の南端にあり、村人たちは季節に合わせて1年で3~4カ所を移動して( )を行う農牧民である。

移牧

46.イラン高原中央にある隊商都市ヤズドには、カナートや、風を取り入れて、屋内の温度調節を行う装置である( )、日干しレンガなどの、砂漠で限られた資源で生活できる建築群が残されている。

バードギール

47.メソポタミア北部にあったアッシュル(現カラット・シェルカット)は紀元前30~前20世紀に築かれた( )の最初の首都になった。

アッシリア

48.イラク南部のアフワルのウルク、ウル、エリドゥの3つの遺跡群は、紀元前4000~3000年前にメソポタミア南部のデルタ地帯に( )都市が栄えたことを示している。

 シュメール

49.バビロンは紀元前626~539年の間、新バビロニアの首都であった。街の外壁と内壁、門、宮殿、寺院は、ハンムラビ王や( )王といった統治者の下で絶頂期を迎えたバビロニアの創造性がうかがえる。

ネブカドネザル

50.バーレーンの世界遺産ペルシア湾の真珠産業関連遺産の構成資産の1つである( )要塞はムハラク島の南端に位置する。

 カラット・ブ・マヒール

 

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