世界遺産検定準1級 過去問 予想問題 一問一答 Part.4 【日本③】

世界遺産検定準1級 過去問 予想問題 一問一答 Part.4 【日本③】

2024年に新設された2級と1級の中間にあたる”準一級”。さらに同2024年には1級のテキストが3冊に増え、分量がますます膨大になりました。このことから、1級は大幅な難化が予想されます。

一方で、2級から1級への橋渡しに当たる準一級は700世界遺産からの出題となります。今年新設されたため過去問がまだありませんが、旧1級と同じような傾向で、700遺産に絞ったものが出題されると考えています。

そこで、この記事では筆者が集めた世界遺産検定過去問記事から2010年-2017年の過去の1級試験を参考に出題傾向を分析し、700世界遺産に該当するもののみをピックアップして一問一答形式で自作しました。

4択問題を無理やり一問一答形式にしたことで、出題がやや不自然になった問題もありますが受験勉強にお役立てください。

 

1.神宿る島宗像・沖ノ島と関連遺産群のそれぞれの場所には約( )万点もの各時代の奉献品が発見されており、そのすべてが国宝に指定されている。

 2.ヤマト王権は、対外交流によって中国大陸や朝鮮半島から優れた技術や文化、知識を入手した。この対外交流を行うために、日本列島と朝鮮半島との航海技術をもつ( )氏の協力が不可欠であった。

宗像

3.長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産の構成資産である原城跡は( )の主戦場であり、この時代を証明している。

島原・天草一揆

 4.島原・天草一揆が江戸幕府に大きな衝撃を与え、その後の( )が確立されるとともに潜伏キリシタンの歴史がはじまった。

海禁体制(鎖国)

 5.長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産は日本の遺産としてははじめて、( )とアアドバザー契約を結び推薦書の作成を行った。

ICOMOS

 6.世界遺産のシンボルともいえる大浦天主堂は、潜伏キリシタンの歴史の以下の4つの時代区分のどの時代区分に築かれたか?

1.始まり   2,形成    3.維持、拡大   4.変容、終わり

変容・終わり

7.日本は19世紀半ばから始まった近代化に向けた取り組みを通じて、西洋以外の地域ではじめて飛躍的な経済的発展を、わずか約( )年という短い期間で達成した。

50

 8.世界遺産明治日本の産業遺産の23の構成資産は全国8件11市に点在していて( )として登録されている。

 シリアル・ノミネーション

9.世界遺産明治日本の産業遺産の構成資産のなかには稼働中の資産も含まれるため、文化財保護法だけでなく、港湾法、景観法などを含めた保護計画がたてられるので、文化庁でなく( )が推薦した。

内閣官房

10.1850年代から1860年代に山口では( )が私塾を開き、後の日本の近代産業化を担う多くの人材を輩出した。

吉田松陰

 11.明治日本の産業遺産の構成資産である高島炭鉱は、佐賀藩と( )が開発した。

トーマス・グラバー

12.屋久島の植生のうちとくに象徴的なのはスギである。なかでも樹齢( )年を超えるものは屋久杉と呼ばれる。

1000

13.明治維新後、屋久島の森林の大部分は国有林となり、19212年には( )と呼ばれる屋久島国有林経営の大網が策定された。

屋久島憲法

14.標高が急激に変化する屋久島では、標高が上がるごとに植生が変化する植物の( )がみられる。

垂直分布

15.屋久島でみられるメヒルギは次のどの標高でみられる?

1.0mから100mまで   2.800mまで   3.1200m以上

0mから100mまで

16.屋久杉は、倒木更新、( )が起こりやすく、これによって屋久島独特の森林景観が生みだされている。

切り株更新

17.沖縄地方で10世紀ころから自営的農村集落が発展するが、その農村を基盤にした豪族の呼び名は?

按司

18.沖縄のグスクの遺構には、( )と呼ばれる宗教的聖地を備えたものもあり、今でも多くの沖縄の人々の心の支えになっている。

拝所

 19.1429年に琉球王国が誕生した。その後、1458年には勝連城を拠点とする按司の( )の乱が勃発した。

阿麻和利

20.首里城の正殿、北殿、奉神門などを囲む城壁は、( )、相方積みが混在する。

布積み

 21.座喜味城跡は15世紀に有力按司の( )によって造営された。

護佐丸

22.1501年に尚信によって築かれた陵墓である王陵は、沖縄地方の伝統的な墓所形態である( )墓である。

破風

23.世界遺産である奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島では、イリオモテヤマネコ、アマミノクロウサギ、ヤンバルクイナなどの絶滅危惧種95種を含む陸生動植物の生息・生育地であり、その地史を反映した( )と新固有種の多様な事例がみられる。

遺存固有種

24.西表島の浦内川などの河口は潮の干満を受けて汽水域が発達し、( )林が分布している。

マングローブ

25.世界遺産である奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島の中で、標高の高い奄美大島の湯湾岳や、徳之島の井之川岳の標高500~600mの森林は、日射量が限られ、空中湿度の高い( )帯となっている。

雲霧

26.西表島は固有亜種の( )が生息するため、ヤマネコが生息する世界最小の島とされている。

イリオモテヤマネコ 

 27.2023年12月時点で日本の暫定リスト記載物件は5件あるが、その該当する県は?

神奈川県、滋賀県、奈良県、新潟県、岩手県

 

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