インドネシア旅行記 1日目
成田(日本)→ジャカルタ(インドネシア)→ジョグジャカルタ(インドネシア)
夏休み休暇を利用したインドネシア旅行。お盆期間なので成田空港行きの電車内も混んでいました。今回のフライトで利用したのは行きも帰りもエアアジア航空。値段は安いのですが、JALともANAとも相性が悪く、マイルはたまりません。その名の通りアジア界隈の旅行には便利ですが、個人的には長旅で利用しようとは思いません。
もう一つ、個人的に気になるのはチェックインまでの時間です。どんなに早く行っても並んでいる。利用者の数に対してカウンターが少ないのか、複数便を同じカウンターで捌いているのかわかりませんが、常に並んでいる印象です。
出発ぎりぎりにチェックインすると並ばずにすむのかもしれませんが、エアアジアはなぜか集合時間を早めに設定するので、若干焦ります。(その割にゲートが開くのは遅いという。)
文句は言いつつもLCCとしては申し分ないのでアジア旅行では重宝します。お盆期間なので空港内はどこも混雑していました。11:30発のフライトでしたが、当然のように押して、12:00頃離陸しました。
フライト時間はおよそ7時間半。LCCは基本的にタッチパネル等はないので、持ち込んだタブレットで映画を見始めました。
通路側の席なので広々として快適。事前に申し込んだ500円くらいの機内食は、まあ、他の航空会社と比べると見劣りはするもののまずくはなかったです。
ここまでは実に快適なフライトでした。食事も終わり、2本目の映画でも見ようかとのんびりしていた頃、
突然、異変が起きた。
飛行機の電気が消え、眠りにつく人もちらほらいる中、
なんと、飛行機が突然の急降下。
よくある乱気流なんてものの比ではなく、ジェットコースターのように10秒ほど無重力状態になりました。泣き出す子供。悲鳴を上げる女性。機内は阿鼻叫喚の地獄絵図。寝ている人もびっくりして起き出すような大惨事。必死に座席を握りしめました。10秒ほどで飛行機は水平に戻り、ほっとしたのもつかの間、
落ち着いたところで二度目の急降下。
並のジェットコースターとは比べものにならない恐怖です。飛行機は年に何回も乗る、絶叫マシンも全然大丈夫な私でもさすがに、何かを覚悟しました。スリルどころではなく、ただただ恐怖でした。普通の乱気流程度では機体ががたがた横揺れする程度ですが、まさか、急降下するとは思いませんでした。
機長から乱気流でしたのアナウンスがあるものの、機内はまだざわついていました。このまま二度寝できる人の神経を尊敬したい。のんびりとした時間を楽しんでいた自分も、いつ急降下がおこるかと心配で、トイレに立つことすらできませんでした。
飛行機にはこれまで何十回と乗っていますが、初めて体験した恐怖のフライトでした。
出発の遅れを取り戻し、飛行機は定刻通り現地時間5時30分にスカルノハッタ国際空港に到着しました。日本との時差は二時間なのでそれほど感じません。

空港にはなぜか日本の丸亀製麺が出店していたのが目にとまった。
スカルノハッタ国際空港はアジア大会の開催に伴って、警備も強化されていました。また、空港では各国のアスリートが続々と入国している様子が印象的でした。
ジャカルタ市内で一泊することも考えましたが、今回の旅は短期滞在なので時間も惜しくトランジットでジョグジャカルタを目指します。国内線はターミナルが異なるのでシャトルで移動。

東南アジア一番の都市とも言われ、スカルノハッタ国際空港も綺麗。
利用した国内便はLion Air(ライオンエアー)インドネシア国内でも格安の航空会社です。ターミナル1Aまで移動したあげく、端の端まで歩かされました。さらに、チェックインに30分ほど並びようやく出発ロビーへ。
先ほどの恐怖のフライトの疲れもあって早くホテルに向かいたいのですが、待てども待てどもいっこうに呼ばれない。出発時刻をかれこれ30分過ぎましたが、何の動きもありません。地元の空港でフライトの状況がわからないことほどつらいものはありません。英語の案内は少なく、何が起こっているのかわからない上に係員も「ここで待ってろ」というだけ。
いつになったら飛行機が来るのか全くわからない。
突然呼び出されて気付かないうちに出発してしまったら、終わりなので寝ることもできません。これが一人旅のつらいところですね。利用者はほとんど現地のインドネシア人ばかりなので頼れる人もいません。あきらめて、少し離れた位置でUSB充電ができるスポットを見つけ、充電しながら待機することに。15分に一回くらいふらふらと出発ロビーに向かうも動きはなし。
2時間が経過しました。
19:50のフライト予定でしたが、呼ばれたのは22:00。しかも予定とは違うターミナルに直前で切り替わるというぐだぐだ加減。この辺は現地のLCCなのでご愛敬。結局離陸は22:20分頃になってしまいました。ジョグジャカルタ21:00着の予定が、なんと到着したのが23時を過ぎた頃。こんな時間ではバスも正規タクシーも無い。

アジスチプト空港に到着。地方の小さな空港は逆に冒険心をそそられてしまう。
なんだかんだで、成田発で1日でジョグジャカルタに到着しました。この時間では闇タクシーしか無いので仕方なく、ちょっと高めの値段でホテルに連れて行ってもらいました。
トラブルが続き、たった一日でえらく疲労感がたまったインドネシア旅行一日目でした。ゲストハウスに着いたとき、謎の疲労感が伝わったのか、ホテルのオーナーのおじさんは、
夜も遅いし疲れてるだろうから料金の支払いやチェックイン手続きは明日でいいよ。部屋につれてくからとりあえず今日は寝な。
と、部屋に案内してくれました。疲労感で嫌いになりかけたインドネシアを一瞬で好きになりました。次回以降はジョグジャカルタを起点として世界遺産を巡ったり、街を探索したりします。
今回泊まったホテルはこちら。
Tiga Dua Homestay
中心街からは少し外れたのどかな畑の真ん中にあるゲストハウスです。真下にスーパーが有り、とても便利です。ギワガンバスターミナルから歩いて40分ほど。
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