ベルリンの博物館島の行き方
目次
日帰り難易度★☆☆☆☆
ドイツの首都、ベルリンの中心部にあるこの地区は1800年代にフリードリヒ・ヴィルヘルム4世により”芸術と化学の聖域”と称され、国の文化・芸術を育む目的で整備されました。
博物館の増築が行われ、現在ではシュプレー川の中州となっている地域にペルガモン博物館、新博物館、ボーデ博物館、旧国立美術館、旧博物館という5つの博物館があります。
ベルリン市内にあり、アクセスも容易であることから多くの観光客が訪れ、入場に時間がかかることもあります。
ベルリンの博物館島の行き方
ベルリンの博物館島はベルリン市内中心部にあります。”島”という名前がつきますがシュプレー川の中州になっている場所でありいくつもの橋が架けられています。
ドイツ国鉄の場合ベルリン中央駅から1駅のフリードリヒ・シュトラーセ駅または2駅のハッケシャー・マルクト駅から徒歩10分です。
市内循環バス100番、200番は新博物館の目の前にあるLustgartenが最も近いバス停です。
ベルリン中央駅。国鉄DBで1駅ないし2駅移動する。
ハッケシャー・マルクト駅から橋を渡り、シュプレー川中州にあるムゼウムスインゼルに向かう。
Lustgartenでバスを降りると新博物館の目の前である。
ベルリンの博物館島
ベルリンの博物館島のうち最も古い旧博物館は1830年頃建築家シンケルのデザインによって建てられました。その後、この地域を“芸術と化学の聖域”とするという政策により続々と博物館・美術館が増築されました。
最も有名な博物館はペルガモン博物館で、ミレトスの市場門やゼウスの大祭壇といったバビロニア・ギリシャ・ローマなど各時代の大きな遺跡が再現されています。
また、新博物館はエジプトをテーマとした博物館で、博物館島の中でも貴重な”ネフェルティティの胸像”が展示されています。旧美術館にはドイツ美術のコレクションが多数展示されており、こちらも人気が高いです。
特に人気があるのが“ペルガモン博物館”、”旧美術館”の2ヶ所で朝早くから行列ができます。すべての博物館を見学すると膨大な時間がかかります。また人の混み具合も視野に入れて見学時間を配分しましょう。
内部は撮影禁止の博物館もあるので注意が必要です。ボーデ博物館、旧美術館は毎週月曜日が休館です。
ベルリン大聖堂から見た博物館群。中央緑の屋根が旧美術館、その左奥がペルガモン博物館、左手前が新博物館。
右側の旧美術館には行列ができている。左の行列は奥のペルガモン博物館のもの。
新博物館。エジプトの”ネフェルティティの胸像”が展示されている。
新博物館は世界大戦で大きな損壊を受け、再建されている。
興味深い展示が多数あるので計画性を持って見学するのがおすすめ。
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