ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像の行き方
目次
日帰り難易度★☆☆☆☆
ブレーメンはドイツ北部にある大きな街で、ブレーメンの音楽隊でも有名な港町です。交通の便も良く、ケルンやハンブルク、ベルリンなど様々な方面からの鉄道が停車します。
ブレーメンの旧市街にある市庁舎は15世紀初期に建設されたゴシック様式の建築で、手前のマルクト広場、およびローラント像と共に世界遺産に登録されています。
どちらもブレーメンを象徴する建築物であり、第二次世界大戦時は市民達が外壁で覆うことで戦禍を免れました。
ブレーメンの行き方
ブレーメンは北ドイツの交通の要所でもあり、またメルヘン街道に属するロマンチックな町でもあります。
ハンブルク、ハノーファーからIC特急でそれぞれ約1時間、ケルンからは約3時間ほどかかります。
ブレーメン中央駅からマルクト広場へは約1km、徒歩10分ほどかかります。
ブレーメン中央駅。ドイツ各都市からの列車が発着するターミナル駅。
ブレーメン駅からは南方向へ向かって歩いて行き、川を越える。
ブレーメンはメルヘン街道に属する街で、ブレーメンの音楽隊の舞台にもなっている。
しばらく進むとひときわ栄えたマルクト広場が見えてくる。
ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像
ブレーメンのマルクト広場は旧市街の中心地であり、正面には市庁舎、そして聖ペトリ大聖堂が面しています。
市庁舎はゴシック様式で15世紀に建築されましたが、その後幾度か改築され、正面のファサードは17世紀頃の成立とされています。
市庁舎の見学はガイドツアーのみで、1日4回と回数も決まっているためあらかじめ確認しておくと良いでしょう。
マルクト広場にあるローラント像は”ローランの歌”に登場する英雄がモチーフとなっており、こちらも14世紀頃の物とされています。
高さは約5.5mと近くで見ると大きく、迫力があります。
マルクト広場にあるブレーメン市庁舎。左手前にローラント像が見える。
市庁舎のファサードはルネサンス様式。奥には聖ペトリ大聖堂が見える。
マルクト広場に面する市庁舎と聖ペトリ大聖堂。どちらも迫力がある。
マルクト広場には多くの観光客が訪れ、賑わっている。
ブレーメン市庁舎。内部はガイドツアーでしか見学できない。
聖ペトリ大聖堂。4~10月頃は塔の上に登ることもできる。
聖ローラント像。近くで見ると見上げるほど大きい。
マルクト広場にはおしゃれなカフェも多い。また市庁舎地下のワインセラーが有名。
市庁舎の裏手にはブレーメンの音楽隊像が置かれている。
ロバの足を触ると幸せになれるという逸話があり、その部分がはげている。
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