ソウル市内の最も手軽な世界遺産宗廟・昌徳宮巡り 【韓国・ソウル】旅行記1日目

韓国ソウルにある全6種類の世界遺産を制覇することを目標とした旅の1日目。

いつもは滞在日数を長く取るのですが、今回は3泊4日とやや少なめです。荷物も最低限に小さくまとめ、動きやすいようできる限りコンパクトにまとめました。

ざっくりと計画を立ててはみたものの、4日間で6ヶ所の世界遺産を訪れられるかはやはり不安でした。予想外の事態に備え、どの世界遺産を優先的に見るかなどいろいろなプランを想定しました。

出国日の朝、真冬の東京は体の芯まで凍るような寒さでした。

羽田を8時半頃予定通りに出発し、金浦空港に向かいます。フライト時間は3時間ほど。ほぼ予定通りに韓国はソウルに到着しました。

到着アナウンスの際に聞いた一言で、自分が犯した大きなミスに気がつきました。

ただいま外気の気温は-8度となっております。寒さにお気をつけて~(略

外気の気温は-8度。昼の11時半で-8度。それなりに覚悟はしていましたが、まさか日中から氷点下だとは思ってもみなかったので、そうそうに荷物から上着を引っ張り出す羽目になりました。

ともあれ、お昼には無事、金浦空港に降り立ちました。

早速地下鉄駅を目指して歩いて行きます。

金浦空港はソウル市内に近く、空港鉄道を使用すれば割と早く市内に移動することができます。

広々として明るく、綺麗に整備された地下通路。たくさんの地下鉄が通っていた。

空港鉄道は各駅でもそれほど時間はかかりませんでした。ソウル市内の宿選びは比較的重要ですが、今回は弘大入口付近の宿を選びました。

特に理由はなかったのですが、後々これが世界遺産巡りにおいてとても便利だったことがわかりました。

弘大入口は

・空港鉄道が通り、空港から乗り換えなしで移動できる。

・若者街なので学生も多く安宿が結構ある。

・環状線も通っており、ソウル市内を移動しやすい。(宣陵・端陵は乗り換えなし!!宗廟・昌徳宮は乗り換え1回。南漢山城も乗り換え1回。)

・空港鉄道を使えばソウル駅も近い。(水原へ高速鉄道でアクセスしやすい)

・江華島行きのバスが出ている。(江華島までまっすぐ行ける)

・若者街なのでお店も多くショッピングが楽しい。

・若者向けの安い飲食店やコンビニも多く食べ物に困らない。

日本で言う渋谷や原宿みたいなわちゃわちゃしたイメージで、とにかくエネルギッシュな町です。

その反面、人によってはうるさく感じるかもしれませんし、高級感は全くないのでいわゆる”大人向け”ではないでしょう。

弘大入口を出たところ。高層ビルの光景は日本と大差ないように思える。

弘大の商店街。この通りを中心に立ち食い屋さんもあり、とにかく若者が多い。

この商店街に近いChoco Residenceさんに宿泊しました。口コミでも評判が非常に良いですが、立地、コスパともに申し分ありませんでした。

オーナーさんにはいろいろと親切にしていただきました。チェックイン時間前なので荷物だけ置かせてもらおうとしたら、なんと部屋に案内してくれました。

部屋は小さく、まさに寝るだけスペースなのですが、ソウル市内かつ弘大入口で一人部屋でこの値段はなかなかの穴場だと思います。

寒さ対策をしっかりして準備も整えたのでいよいよ世界遺産を見に行きます。

鐘路3街駅を降りて5分ほど歩くと、宗廟の壁が見えてきます。外は身も凍るほどの寒さでした。

駅出口。どうやらやや遠い出口から出てしまったようだ。

少し歩くと宗廟の敷地の壁が見えてくる。車はヒュンダイばっかり。

広場まで来ると一段と風が強くなり凍えるように寒くなりました。

ここが宗廟の入り口。歴代の王の魂が眠っているとされるお墓である。

さて、この宗廟は自由観覧ができるのは土曜日で、それ以外の日程はツアーに参加しなければなりません。自由観覧の方が楽しい!!という方も多いとは思いますが、今回は日程の都合上平日のツアーに参加しました。

門のすぐ横にツアー受付かつチケット売り場がある。

ツアー自体は日本語ツアー、英語ツアー、韓国語ツアーが時間毎に催行しており、5~10分くらい過ぎていても中で合流させてくれます。

頻繁に運行しているので、ツアーまで待つ!みたいなことは起こりにくいように思います。30分あればどれかのツアーには参加できます。

自分はちょうど時間の合ったツアーに参加しましたが、結果的にこれがすごく面白かったです。

宗廟そのものが決して広い場所ではなく、建物自体の見学はすぐに終わりますが、ツアーのガイドさんは一つ一つの場所でいろいろな解説をしてくださり、宗廟の歴史や韓国の文化が非常によくわかりました。

ツアーとはいいながらも随所でフォトタイムと称する自由時間があり、撮影や見学を堪能する時間は十分すぎるほどありました。

また、ツアー限定見学の利点は、ツアー客以外他に誰もいないということがあります。観光地に行くとたくさんの人が見学をしているので思うように写真が取れなかったりしますが、誰にもジャマされずに写真を撮ることができました。

ガイドツアーでいざ中へ。この3つの石の道は、王の霊魂の通り道。歩いてはいけない。

日中気温が氷点下なので、中池塘もこの通り凍っています。

御楽室。祭祀の際、王が身を静めるために沐浴を行ったのだとか。

供え物である牛などの検査をしていた犠牲台と呼ばれる場所。

ここを通って宗廟に入ります。神聖で厳かな雰囲気が敷地全体に漂っています。

韓国旅行1ヶ所目の世界遺産、宗廟です。朝鮮王朝歴代の王が扉の奥に祀られています。

説明の後はフリー写真タイムでした。霊廟なので装飾や建築は控えめな印象。

近くで見た正殿。全部で19の扉と部屋があり、49個の位牌が祀られています。

毎年行われる宗廟大祭では、一族の末裔が集まって盛大な催しが行われている。

こちらは宗廟の奥側にある永寧殿。正殿がいっぱいになったため増築されたのだとか。

ここの真ん中も霊魂が通る道筋であるため、踏んではいけません。

ひととおり見学してツアーは終了。敷地はとにかく静かで神聖な雰囲気に包まれていました。

世界遺産の証明である石碑。見学ツアーは1時間もかからなかったように思う。

宗廟自体の見所は主に正殿と永寧殿がメインですが、敷地自体はそれほど大きくなく、また建物の中に入るようなこともないのですぐに見学できてしまいました。

池も凍るほどの寒さな上に霊廟見学ということもあり、寒さで眠くなりそうでしたが、すぐ近くのもう一つの世界遺産、昌徳宮に向かいます。

地図上では徒歩10分の表示でしたが、、、あまりの寒さに歩くのも辛く、20分以上に感じました。

歩けども歩けども同じような景色が広がるのみ、、、

希望を失いかけた頃、ようやく道路の向こうに大きな門が見えてきました。

まごうことなき世界遺産”昌徳宮”の表示。ようやく着いた韓国旅行2つめの世界遺産。

すぐ横にチケット売り場があります。こちらはツアーなどはありません。

いざ入場。韓国に来てまだ数時間ですが、これで2つめの世界遺産を制覇できました。

こちらは朝鮮王朝が使用した宮殿。内部は広く、装飾も見事な点は宗廟と異なります。

世界遺産の石碑がありました。

こちらは自由見学なので観光客もたくさん見かけます。

門の文字はハングルではなく漢字で書かれていました。

赤を基調とした建築。雰囲気はどこか日本と共通している印象がある。

仁政門をくぐると昌徳宮の正殿が見えてきます。やはり言語は漢字です。

仁政殿。ここが昌徳宮の中心部であり、一番メインとなる建物です。

建築されたのは1400年代。屋根の緑や青の色使いに韓国らしさがある。

特徴的な色使いと統制の取れたデザインが美しい。

内部も装飾で彩られている。正面には玉座がある。

敷地内にはたくさんの建物があり、それぞれ連結しているものもある。

どことなく日本風の屋根ではあるが、装飾は朝鮮や中国に近いように思う。

幾何学的な窓の模様は中国大陸の影響が強そうでもある。

内部を除ける建物もあり、当時の様子が再現されている。

こちらは大造殿。あまりの寒さに観光客の数も減ってきた、、

見学していると韓国人に写真撮ってください!!的な韓国語を3回くらい話しかけられた。観光中はだいたい中国人や韓国人に間違われるのも観光あるある。

けど、慣れてくるとちょっと韓国人ぽさ、日本人ぽさ、中国人ぽさがわかるようになったりする。

こちらは宴用らしい。木製の古い漢字が趣深い。

宗廟と違って敷地内はとても広いので見学時間は十分に確保しておくと良さそう。

奥の庭園も世界遺産指定区なのですが、庭園部分はガイド付きでなければ入れないようです。ツアー自体が少ないらしく、今回いったときはすでに終了していました。

すっぱりあきらめて園内探検に戻ります。

こちらは楽善斎と呼ばれる建物。どこか日本風の色合い。

それもそのはず、日帝時代に韓国皇太子に嫁いだ日本の李方子さまが暮らしていた。

敷居やふすまなど、日本風の建物を意識して造られたのは日本と関わりが深いからでもある。

日韓の架け橋ともなった方子さまの暮らしぶりが窺える。

昌慶宮とも近く、中で繋がっているため危うく出そうになりましたが、広い敷地をまだまだ散策します。途中で見かけた休憩所に入ると、暖を取る人々でごった得していました。

あまりの寒さにみんな外に出たがらないようで、お土産売り場が暖を取る人で大混雑。

たまらず外に飛び出しました。

敷地内には本当にたくさんの建造物がありますが、どれも似たようなものが多く、、

ぱっと見同じような建物が続くので寒さも相まって眠くなってきました。

日も暮れかけてきましたし、暗くなる前にそろそろ宿に戻りましょう。

ひととおり見学を終えて十分満足したので、弘大入口に戻ることにしました。時間はまだ夕方でしたが、あまりに寒く、日が暮れたらどうなるか想像もつかなかったのです。

帰りは安国駅から帰ります。右側通行ですが、日本と似たような景観です。

ソウル市内の地下鉄って、地下通路内をやたら歩かされます。

寒さで思った以上に体力を奪われるので、ぐったりしてしまいました。知らない土地というのもありますが、氷点下の気温は思った以上に地獄でした。

弘大入口に戻ると、激辛なジャンクフードをほおばり体を温めます。

キムチや辛い食べ物がはやる気持ちがよくわかります。冬はとても寒いからです。

幸い宿内はとても暖かいのですが、夜の外はさらに寒くなっています。弘大入口は若者パワーで活気を見せており、ちょっと散策してみたい気もあるのですが、体がNGを出しました。

まだまだ世界遺産巡りの初日、チャンスはまだまだあります。明日は山登りも控えているのでここは体力を温存しようと、早めに就寝しました。

 

 

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