バース市街 【イギリス】 行き方と難易度

バース市街の行き方

日帰り難易度★★☆☆☆

バースの歴史は古く、ローマ時代から温泉の街として発展してきました。見所は旧市街に集中しており、紀元前1世紀の温泉ローマン・バスやバース修道院があります。

ローマン・バスへの入湯はできませんが、温泉施設がいくつかあります。ロンドンからは高速鉄道が出ているので、訪れやすい世界遺産です。

バースの行き方

バースはイングランドの中部、ロンドンの西側に位置しています。ロンドンからは高速鉄道を使用するのが最も早く、パディントン駅から2時間足らずで到着します。

比較的便数も多く、鉄道を利用するのが便利です。

また、バスの場合、3時間程度で鉄道駅近くのバスターミナルに到着します。

バーススパ駅で下車する。地方都市という雰囲気がある。

バーススパ駅。ストーンヘンジのあるソールズ・ベリへのアクセスもここから1時間ほど。

駅の北口が栄えており、高級店舗が建ち並んでいる。駅前にはコンビニもあった。

バスステーションの対面の大通りを街の北側へ向かって歩いて行く。

古風な建物と大きなカテドラルが目印。バースの見所はこの付近に集中する。

バース修道院

バース市街の中心部に位置するひときわ大きな建物がバース修道院です。建立は600年代と古いですが、現在の建物は中世に改装された物です。

当初はベネディクト会のものとして建てられましたが、15世紀頃、戦乱がなく潤沢な資金があった時代にチューダー様式に立て替えられました。

ヘンリー8世の修道院解体によって放棄されましたが、保存修復が行われ、現在に至っています。見学が可能なのは大きな礼拝堂部分とその他一部のみです。

バース市街の中でもひときわ大きいのですぐにわかるだろう。修道院の裏手には駅に向かうバスも発着する。

入り口はこちら側。休みが不定期であるので注意する必要がある。

外側から見たバース修道院。アーチ型の窓が特徴である。

礼拝堂は高く、重厚な柱で支えられており、ゴシック様式に似ている。

網目模様の天井は、柱からアーチを描くようにできており、美しい。

壁の80%が窓ガラスともいわれており、ステンドグラスも多用されている。

ローマン・バス

ローマン・バスは、バース市街の中で最も有名とされる構造物です。中央部に大浴場を有するこの建物は紀元前1世紀のローマ時代にさかのぼるといわれています。

温泉の癒やしの効用を神の力と考えていたローマ人は、この場所にアテナ神の神殿を建築しました。コインや宝物、手紙など様々な物が泉に投げ込まれており、中には貴重な出土品となった物もあります。

併設する博物館には浴場から発掘された宝物なども展示されています。人気の観光地であるため観光客の数がとても多く、入場に際しては行列ができます。

ローマン・バスの入り口。日中は外まで行列ができる。ここでチケットを購入する。

2階部分から眺めた大浴場。室内にも湯気が立ちこめ、温泉地独特の匂いがする。

大浴場の横にある泉。ローマン・バスには大浴場の他いくつかの入浴槽がある。

博物館にはアテナ神殿遺跡の復元がある。室内は温泉の湯気が立ちこめていた。

遺跡の土台部分が露出している。当時の建築技術の高さが偲ばれる。

温泉水が流れ出る水路。湯気が立ち、温泉の成分で石が変色している。

ローマン・バスの大浴場。この日は雨で薄寒く、湯気がよく見えた。

奥にはバース修道院が見える。このお湯には手を入れることも水を汲むことも禁止されている。

泉にはたくさんの硬貨が投げ込まれている。様々な国の硬貨があるように見えた。

アセンブリー・ルーム

バースの中心部からやや離れた北側に位置するアセンブリー・ルームは、舞踏会などの社交の場として利用されていました。

バースの市街建築に携わったジョン・ウッド親子によって1700年代に設計されました。戦争によって損壊しましたが、現在は復元されています。

地下には服飾博物館があり、社交の場であったアセンブリー・ルームと関連のあるドレスが飾られています。

アセンブリー・ルームの建物はローマン・バスなどから15分ほど北へ向かって緩やかな坂を登る。

広々としたホールは舞踏会やお茶会など優雅な時間を楽しむ場であった。

このアセンブリー・ルームも世界遺産の指定を受けている。

内装は比較的シンプルだが、シャンデリアなどが豪華さを演出している。

地下には服飾博物館がある。展示品も多く、服に興味が無くても十分時間を過ごせる。

ロイヤル・クレッセント

ロイヤル・クレッセントはバース市街の北西の住宅街に位置しています。三日月型の弧を描く巨大な集合住宅は、バースの建築家ジョン・ウッド親子によってデザインされました。

バースに保養に来る富裕層向けの別荘地として建てられた集合住宅は、世界一美しい集合住宅ともいわれています。

ローマ時代の建築に着想を得たパッラーディオ様式で左右対称性も重視されています。住宅の一部は博物館として見学ができるほか、超高級ホテルとして泊まることもできます。

ローマン・バスなどがある市内中心部からは少し離れた坂の上にあり、徒歩だと時間がかかります。

世界一美しい集合住宅とも称されるロイヤル・クレッセント。

建物は住居でもあるが、博物館やホテルとしても解放されている。

ローマ建築に着想を得た左右対称性や繰り返し構造を多用している。

ロイヤル・クレッセントの正面は大きな公園になっている。

美しい曲線美はジョン・ウッドの代表作の一つでもある。

 

次の世界遺産へ

ブレナム宮殿 【イギリス】 日帰り難易度と行き方 / No.56

前の世界遺産へ

ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群 【イギリス】 日帰り難易度と行き方 / No.54

本サイトで紹介する情報は筆者の訪問当時の現地情報となります。実際に行ってみて変更や意見等がございましたら、コメント等でお知らせいただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

また、本サイト内の記述、画像、写真の無断転載・転用を禁止します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です