マイペースすぎる入国審査官と野犬王国カンボジア 【カンボジア・タイ】 カンボジア・タイ旅行記1日目

カンボジア・タイ旅行記 1

成田(日本出国)→バンコク(タイ)→シェムリアップ(カンボジア着)

修論審査に追われ、精神的にも肉体的にもやつれ果てていた時期だった。ようやく審査を切り抜けて卒業が確定し、急いで荷物の準備をした。

出国した当時は旅行プランなどざっくりとしか決まっておらず、カンボジアのアンコールはどうやって回るといいのか、プレアビヒアにはどうやって行くのかなど、全くもって知らなかった。

満足にプランもたてられないまま出国。飛行機はエア・アジアを使った。チェックイン時にちょっとしたトラブル発生。どうやらチケットを購入した後、預け荷物の登録を忘れていたらしい。

一便につき5000円、トランジットするので1万円の追加料金を取られた。

長いこと待ったあげくにこの運の悪さ。もちろん確認していなかった自分が悪いのだが、そんな余裕はないほど多忙であった。

一方で空の旅の方は快適だった。映画の画面はついていない。また、エア・アジアは東南アジア屈指の格安航空会社で、機内食は基本的に出ない。7時間の空旅は暇をもてあますかに思われたが、ここで購入したガイドブック”地球の○き方”を熟読してプランを練った。

隣の女子大生がおもむろに美顔ローラーを取り出してころころし出した

ときは思わず笑いそうになったが、無事タイに到着した。

タイの空港に到着。日本の3月はまだ寒いが、ここはとても暖かい。

さて、タイの空港ではかなり待ち時間があった。タイ入国用にいくらかバーツを持ち歩いていたので空港内の変なラーメンを食べてみることにした。

タイの物価は体感的に日本の3分の1くらい。ただ、空港内はやはり高く感じる。ラーメンも300B(日本円で900円くらい?)ほど。とりあえず食べてはみたが、値段の割においしくはなかった。

疲れがたまっていたので軽く寝たり、空港のWifiでネットにつないだりと時間をつぶした。程なくして乗り継ぎの飛行機が到着。

カンボジア行きの飛行機は当然のように満員で大混雑だった。

とても小さな飛行機だった。こちらも問題なく離着陸し、無事カンボジアのシェムリアップ国際空港に着いた。

3月の夜だが、生暖かい風が出迎えてくれた。いよいよ短い冒険の旅が始まる。

ところで、カンボジアは入国の際にビザを要求される。現地で取ることもできるが、日本の大使館で事前に取っておくこともできる。

今回、多忙で疲れてはいたが、郵送でビザの取得はしていたのでスムーズに入国審査まで進めた。ここでまた少しトラブルが。

自分が並んだ列だけ、列の進みが異常に遅い。

まわりがどんどん進んでいくのに対してこの列だけ全然進まない。言ってしまえばよくあること、なのだがこの日は疲れもあって早くホテルに向かいたかった。

前後の人も訝しんでいた。ようやく自分の番になったと思ったら、列が遅かった理由がようやくわかった。

この入国審査官、片手で音楽プレイヤーを握りしめながら作業してたのである。

しかも、作業スピードが尋常じゃなく遅い。マイペースすぎる。みんなあきれていたのはこれが理由だったようだ。

こんな人でも入国審査官になれるのかと、ふと考え込んでしまった。

無事、荷物を受け取ると、自分の名前のプラカードを掲げた人が立っていた。どうやら宿泊に空港送迎が含まれていたらしい。フレンドリーないいおっちゃんで、この後カンボジアの旅でずいぶんとお世話になることになる。

トゥクトゥクと呼ばれるバイクとタクシーの中間のような車で市内を爆走する。

夜のシェムリアップを爆走する。暖かい夜風が最高に気持ちいい。

カンボジアの道を走っていてたくさん衝撃を受けることがあった。

まず、町中を野犬が普通にうろうろしている。

日本にも野良犬や野良猫はいるが、それとは少し違う。手足はやせこけ、顔色も悪く病気がかっているのが多い。普通にしていておそってくることはないが、それでも狂犬病が頭をよぎり、少し怖かった。

カンボジアに着いて一番衝撃を受けたことであった。

そして、プノンペンに次ぐカンボジア第二の都市なのだが、

町にゴミがあふれとても汚い。

そこかしこに捨てられたゴミがあふれ、それを漁る犬やカラス。ゴミ箱からはゴミがあふれ、全体的に生臭い。うっすらとゴミくさい都市にも、衝撃を受けた。

深夜の道は空いているのですごく飛ばす。そして街は少しゴミ臭い。

15分くらい走っただろうか。町中の大きなホテルに着いた。一泊500円と破格の安さなのだが、ものすごくきれいなホテルであった。

ホテルのオーナーに明日の観光プランを尋ねられた。普通の周遊コースにしたが、さらに少し追加料金を払うと朝日が登るアンコール遺跡を見せてくれるらしい。

ただし、集合時間は明日の朝4時半だそうだ。

早えーなと思いつつまあ、日の出を見るとしたらそんなもんかと納得した。この時点では正直日の出などどうでもよかった。日頃の疲れがたまっていたし、旅先でなぜに4時起きしなきゃならんのか。くらいの気持ちだった。

追加料金は別にそんなに高くなかったし(400円くらいだったと記憶している)、しきりに進めてくるので、半ば強引に日の出を見に行くことになった。

今は夜の10時。ホテルのチェックインを終えると明日の準備をして沈むようにベッドに横になった。

なにせ明日は4時起きである。

 

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